一貫教育consistent
幼稚園から大学院までの「総合学院」
学校法人聖学院は、今から 100 年以上前に、アメリカのキリスト教ミッションによって設立されました。長い歴史を通じて発展し、現在までに幼稚園から大学・大学院まで 10 の学校と総合研究所を擁する一貫教育体制を整えた総合学院です。
学院標語
Love God Serve His Peopleイエスは言われた。
「心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい。」
これが最も重要な第一の掟である。
第二も、これと同じように重要である。
「隣人を自分のように愛しなさい。」
聖学院の一貫教育体制(一貫教育の柱)
大学、大学院、2つの中学・高等学校、小学校および2つの幼稚園の併せて9つの学校・園を擁する総合学園である聖学院は、それぞれの特色を活かしながら、教育理念であるオンリーワン・フォー・アザーズ(他者のために生きる個人)の教育を実践しています。
学校・学齢の壁を越えた各校連携の取組も盛んに行っています。
聖学院教育の主な取り組み
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キリスト教教育
日本のミッションスクールの多くは、海外からの宣教師によってキリスト教の伝道と教育のために始められました。聖学院は時代にあわせて教科教育、進路教育にも力を入れていますが、礼拝を第一にすることは創立以来変わらず、聖書の言葉を神の御言葉として伝えることを大事にしてきました。そこには120周年にわたって守り続けるミッションスクールとしての姿勢があります。
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教育デザイン開発センター
2020年1月よりスタートした「教育デザインプロジェクト」は、聖学院教育憲章の実現に向けて、駒込キャンパス3校(聖学院小学校、女子聖学院中高、聖学院中高)の教育活動を共有化することを目的として設置されました。小中高12年間を通じた「SDGs・ESD教育」「英語・グローバル教育」「ICT活用教育」を柱とし、教育デザイン開発センターを立ち上げ、それぞれの教育をユニットに分けて教育シナジーを産むための検討が進められました。
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各校連携
聖学院では、教職員から在学・在校生まで学校やキャンバスを越えて盛んに連携が行われています。これまで様々な「連携」に関わってきた教職員・卒業生に原動力となっている「想い」を尋ねました。
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メディア・表彰
例年、聖学院各校の生徒・学生は、メディア出演・受賞などの実績を持ち、様々な活躍をしています。 生徒から学生、教職員などの注目の取り組みをご紹介します。
実績例
各校情報
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聖学院みどり幼稚園
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教育目標
神様の愛の中で、人と関わりながら生きる力を育む
- 発達や学びの連続性を踏まえた幼児教育の充実を図る
- 発達支援アドバイザー、医療・保健・福祉施設等との連携
- 低年齢児の発達特性等の研究
- 教育環境の改善を進める
- 人的環境、物的環境、自然環境、社会的環境の見直し・再構築
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取り組み例
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聖学院幼稚園
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教育目標
人に寄り添う心を持った人を育てる
- 隣人を愛する心を育てる
- 礼拝の充実
- 縦割り活動の充実
- 現代社会の現状と子どもの変化を踏まえた保育の検証
- 現在実施している保育の検証をすることにより継続すべきこと、改革すべきことを見極め、保育の充実を図る
- 教員研修を充実させる
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取り組み例
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聖学院小学校
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教育目標
神から与えられた賜物と身につけた知識、技能を自分のためだけでなく、他者のためにも用いる人を育てる
- 仕えるために必要な学力を育てる
- 読む、書く、聴く、話すことのできる4技能を伴った英語力を育成する
- 発言や文章によって自分の考え、思いを臆せず、的確に表現する力を育成する
- 他者に奉仕しようとする心を育てる
- 礼拝、聖書科、奉仕活動を充実させる
- 縦割り活動(異学年、幼小)の場面を増やし、充実させる
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取り組み例
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聖学院中高
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教育目標
生徒一人ひとりがかけがえのない存在として他者に貢献
- キリスト教に基づく人間教育という人生の生き方の種まきに力を入れる
- 21世紀のグローバル化に対応できる人材の育成に取り組む
- 毎朝の全校礼拝を中心としたキリスト教教育の実践
- 21世紀型教育(ICT、アクティブラーニング、英語教育、体験学習)のさらなる充実
- 高校募集を検討する
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取り組み例
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女子聖学院中高
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教育目標
それぞれが自分らしく自己と他者への肯定感を育む
- 教育目標「Be a Messenger-語ることばをもつ人を育てます-」の深化
- 「自らの賜物を用いて他者と共に歩むことのできる女性」をキリスト教教育と女子教育のふたつのアイデンティティを土台とし「Be a Messenger」を合い言葉とする女子聖学院(JSG)教育の具現化
- 進路獲得に向けたマイルストーンに基づく英語教育のさらなる充実
- 授業とJSG講座、ラーニングセンターとを結び合わせることにより、英検のスコアを確実にアップさせていく
- 思考力・判断力・表現力を伸ばすための教育プログラムの改革
- 女子聖学院の教育ビジョンに適った独自の状態目標・JSGメタルーブリックの提示と教育プログラムの改革
- 新しい学力を育てるための多目的教室「フューチャールーム」の設置
- グループ学習を機動的に行うための多目的教室設(2019年度設置済)
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取り組み例
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聖学院大学
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教育目標
コミュニケーション力(対話力・共感力・実践力)や対人関係の基礎となる人間力が高く、市民社会の各分野で、貢献できる人間の育成
- 「一人を愛し、一人を育む。」質の高い少人数教育によって他者のために貢献する人格を育てる
- 幅広い教養のうえに身につけた人間知と専門的知識をもって地域、社会、共同体へ貢献する人間を育成する
- 多様でグローバルな、学生・教職員の集うキャンパス環境の中で、コミュニケーション力を持った積極的な人間を育て伸ばす
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取り組み例
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聖学院大学大学院
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教育目標
高度な専門的知識をもち、世界と社会に貢献しうる、豊かな精神性のある人間の育成
- 専門的な業務に従事するための幅広い知識と高度な研究能力を備えた「精神ある専門人」を養成する
- グローバル化した現代社会の諸問題に対する見識をもち、地域社会・共同体の課題に向きあえる実践的に有為な人間を育成する
- キリスト教思想やキリスト教の影響のもとにある文化を深く追究し教育研究を遂行しうる人材を養成する
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取り組み例