支える人たち 10ー石川 恵架 さん

学校内の水道や空調、防災設備。いつも使えて当たり前のインフラですが、それを人知れず管理している人たちがいます。聖学院小学校・幼稚園と女子聖学院中高、聖学院中高の駒込キャンパスのインフラを管理しているのは戸田ビルパートナーズ（株）です。ビル管理事業部業務部の石川恵架さんに聖学院でのお仕事の内容をうかがいました。 

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「戸田ビルパートナーズ（株）は、主に戸田建設（株）が施工した建物の設備管理、清掃、警備などを行っている会社です。聖学院では設備管理を担当しています。私はその中で設備管理全体をまとめる業務をしています。定期的に点検を行ったり、設備に不具合や故障が発生したときに現場に駆けつけ修理を手配しています。点検業務には水質検査、空気環境測定（CO2濃度、CO濃度、粉塵、揮発性物質の有無等）、害虫駆除、排水槽、貯水槽の清掃、消防設備の点検などがあります。設備の保守に関しては、極力故障する前に対応する管理を心掛けています。それでも機械なので不測の事態もあります。もし故障したら、授業に支障がないよう、スピード感をもってすぐに対応するようにしています。

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私たちの仕事は裏方の業務なので、姿を見られる時はトラブルが起こっている時です。そのため、児童、生徒をはじめ、学校の方々との接点はほとんどありません。その分、感謝の言葉をいただいた時はとてもうれしいです。先日、聖学院中高の入試の臨時警備を手配できないかと相談をもらいました。イレギュラーなご要望だったのですが無事手配することができ、事務職員（塩川さん）に「すごく助かった」と仰っていただきました。私のやりがいにつながっています。これからも縁の下の力持ちとして、誰にも気づかれない状態を維持していきたいと思っています。」 

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聖学院中高で空調トラブルがあった時、すぐに石川さんが現地確認に来て、迅速に修理手配をしてくれたそうです。そのおかげで大きな混乱もなく教育環境が維持されました。他にも聖学院各校から、戸田ビルパートナーズ（株）と石川さんへの感謝の声が上がっています。人知れず、されど石川さんたちの仕事ぶりや誠意は、聖学院にしっかりと伝わっています。