一貫教育consistent
幼稚園から大学院までの「総合学院」
学校法人聖学院は、今から 100 年以上前に、アメリカのキリスト教ミッションによって設立されました。長い歴史を通じて発展し、現在までに幼稚園から大学・大学院まで 10 の学校と総合研究所を擁する一貫教育体制を整えた総合学院です。
学院標語
神を仰ぎ 人に仕う-Love God and Serve His People- イエスは言われた。
「心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい。」
これが最も重要な第一の掟である。
第二も、これと同じように重要である。
「隣人を自分のように愛しなさい。」
(マタイによる福音書22章37~39節)
聖学院の一貫教育体制(一貫教育の柱)
大学、大学院、2つの中学・高等学校、小学校および2つの幼稚園の併せて9つの学校・園を擁する総合学園である聖学院は、それぞれの特色を活かしながら、教育理念であるオンリーワン・フォー・アザーズ(他者のために生きる個人)の教育を実践しています。
学校・学齢の壁を越えた各校連携の取組も盛んに行っています。

聖学院教育の主な取り組み
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キリスト教教育

日本のミッションスクールの多くは、海外からの宣教師によってキリスト教の伝道と教育のために始められました。聖学院は時代にあわせて教科教育、進路教育にも力を入れていますが、礼拝を第一にすることは創立以来変わらず、聖書の言葉を神の御言葉として伝えることを大事にしてきました。そこには120周年にわたって守り続けるミッションスクールとしての姿勢があります。
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教育デザイン開発センター

2020年1月よりスタートした「教育デザインプロジェクト」は、聖学院教育憲章の実現に向けて、駒込キャンパス3校(聖学院小学校、女子聖学院中高、聖学院中高)の教育活動を共有化することを目的として設置されました。6回の会議を経て、小中高12年間を通じた「ESD・SDGs教育」「英語・グローバル教育」「ICT活用教育」を柱とすることが決まりました。2021年度には教育デザイン開発センターを立ち上げ、それぞれの教育をユニットに分けて教育シナジーを産むための活動が進められています。
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各校連携

聖学院では、教職員から在学・在校生まで学校やキャンバスを越えて盛んに連携が行われています。これまで様々な「連携」に関わってきた教職員・卒業生に原動力となっている「想い」を尋ねました。
各校情報
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聖学院みどり幼稚園
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教育目標
神様の愛の中で、人と関わりながら生きる力を育む
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神さまに愛され、守られているという安心感、信頼感の中で、子どもたちはのびのびと育っていきます。それぞれの違いや個性も、神さまから贈られたかけがえのない賜物。
私たちは、その賜物を大切にしながら、神さまの愛の中で、一人ひとりを育んで行きます。
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取り組み例
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聖学院幼稚園
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教育目標
日々の感謝と奉仕から生まれる 豊かな心の成長を育む
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「神を仰ぎ 人に仕う」の精神のもと、子どもたちが謙虚な心で神様を礼拝し、生命の尊さを知り、 感謝と奉仕の心を持てるようにと願っています。
集団生活の中で、「遊び」と「ことば」を大切に、発育段階に応じた保育を行い、一人ひとりの個性と能力を伸ばし、元気な子どもになるよう心掛けています。
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取り組み例
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聖学院小学校
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教育目標
神から与えられた賜物と身につけた知識、技能を自分のためだけでなく、他者のためにも用いる人を育てる
- 一人ひとりの「たまもの」をいかして
「よく学ぶ よく遊ぶ よく祈る」
わたしたち一人ひとりの顔が違うように、性格や感性も、好みにいたるまでそれぞれに異なります。聖書には、そのような その人にしかない個性や素質は、神さまから与えられた「賜物(たまもの)」であると書かれています。聖学院小学校はその一人ひとりの「たまもの」に感謝し、互いに尊重し、いかしながら共に成長する場でありたいと願っています。
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取り組み例
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聖学院中高
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教育目標
Only One 教育の実践 豊かな人格を育てる
- 聖学院教育の柱となるのは、キリスト教精神に基づく人間教育、学習指導、体験学習の3つです。そしてこの3本柱の中心にあるのは、「Only One for Others」の理念です。自分を生かし、他者を生かす共生の関係を求める教育精神は開校以来ずっと変わらないものです。心身を大らかに育み、知を磨き、今後ますますグローバル化が進む世界で生き生きと活躍できる能力と自信を培っていきます。
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取り組み例
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女子聖学院中高
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教育目標
自らのたまものを用いて他者と共に世界のために貢献できる女性を育成する
- 教育目標「Be a Messenger-語ることばをもつ人を育てます-」
自分と向き合い、神様から与えられえた「賜物」を養い、磨き上げる。それを自分以外の誰かに届けることを通して、外に広がる社会・世界に働きかける。その際に必要となる、しなやかで、柔らかく、豊かな「ことば」を日々心に蓄えていく。女子聖学院はそのような人を育てたいと思いつつ、日々の教育に取り組んでいます。
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取り組み例
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聖学院大学
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教育目標
建学の精神に基づき、豊かな人間力(対話力・共感力・実践力)を養成し、市民社会の各分野で、専門性とコミュニケーション力をもって貢献できる人間を育成する
- タグライン「一人を愛し、一人を育む。」
- 聖学院大学は、開学の当初より「聖学院大学の理念10ヵ条」(以下「理念」という)を擁し、プロテスタント・キリスト教の精神に基づく人格教育を行っています。それは、神によって創造されたかけがえのない存在である学生を愛し、その魂の健全な成長を配慮しつつ、リベラルアーツを基盤とする専門教育をとおして各人の個性を引き出すことであります。それは、コミュニケーション力や判断力などの業務遂行能力を高め、現代の市民社会の各分野でその担い手として貢献できる人物の育成にほかなりません。
現在各大学は日本社会から「大学教育の質保証」を問われていますが、本学はこの理念に基づく教育方針の貫徹をもってその応えとしたいと考えます。具体的には、ディプロマ・カリキュラム・アドミッションに分けて「聖学院大学の教育方針」を宣言します。また各学部・学科・研究科ごとの固有の方針も掲げています。
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取り組み例
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聖学院大学大学院
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教育目標
高度な専門的知識をもち、世界と社会に貢献しうる、豊かな精神性のある人間を育成する
- 聖学院大学大学院は、現代社会に渦巻くさまざまな課題を解決へと導くために、3つの研究科【文化総合学研究科】【政治政策学研究科】【心理福祉学研究科】を設置しています。この3つの研究科が一体となって、21世紀の国際的ニーズに応える研究、新しい時代と社会の形成に役立つ研究、そして人類の福祉に貢献できる研究を推進しています。
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取り組み例