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学校法人聖学院SDGs

第4回聖学院SDGsコンテスト 英語スピーチ部門 最優秀賞『To find sustainable ways』

*ご応募いただいた日付で公開しております

【作品タイトル】
『To find sustainable ways』

【作品詳細】

スピーチ動画

スピーチ原稿

【投稿者】
下口素輝さん

 

  • 審査員メッセージ(良かった点)

    下口さん、素晴らしいスピーチを聞かせていただきありがとうございました。今回スピーチの中で原稿も、プレゼンテーションも最もよく完成されおり、満点をつけました。
    そして主張の明確さ、具体的実践が示されていることなどは、昨年度のスピーチと比べても大きく成長したところです。
    今回の下口さんのスピーチ(原稿)で素晴らしかったところをまとめてみました。他生徒にも共有したほうがいいと思うほど、構成が素晴らしかったです。下口さんのスピーチは以下の構成で作成されてました。
    (1)実際にタイに行った体験やそこでの出会い(実体験)、
    (2)そこで自分が感じた「悲しい」という気持ち(自身の感情の変化・問題へ取り組む理由)、
    (3)コロナのせいで収入が減ってしまったのでお金が必要だとわかったこと(問題の分析と抽象化)、
    (4)クラウドファンディングでお金を集めることを決意したこと(解決策の提案)、
    (5)実際にクラウドファンディングを行ったことで見えてきた課題(実体験→課題発見・感想)、
    (6)Tシャツ作り(現地民にとって持続可能な形)での支援の実践(実体験→課題発見・感想)、です。
    これらが全てスピーチの中で明確に示されていました。スピーチを聞くと、下口さんにしか話せないことばかりで、自分の実体験に基づき自分の言葉で話していることがよくわかります。多くの生徒が(1)〜(6)のうち、(3)のみ、または(3)(4)のみしかスピーチの中に入れられなかったので、下口さんの素晴らしさが際立ちました。
    スピーチの中で、タイの人々を支援をするために、ただお金を集めるのではなく、地元の人が得意な分野を活かして解決策を提案したこと、実際に素敵なTシャツやカバンを作ってみたこと、そしてそれを着てスピーチをしていること、全てが完璧です。世界の問題を自分の問題として捉え、解決のために頭と手を動かしている人しかできないスピーチでした。
    なお、(5)と(6)は共に「実体験→課題発見・感想」です。これは実際に解決に向けて動いてみることで、課題が発見され、そしてまた解決に向けて動くので、何度も何度も「実体験→課題発見・感想」が続きます。
    来年は(10)くらいまでいくかもしれません。タイの困っている方々が下口さんの勇気ある行動によって救われる日が来ると信じています。(審査員/飯塚 直輝)

  • 審査員メッセージ(改善点)

    特に見当たりませんでした。来年度もぜひ挑戦してください。
    また、桜美林大学が主催し、私が審査委員長を務めるGlobal English Awardという英語プレゼンテーションの大会がありますので、ぜひ参加を検討してみてください。(審査員/飯塚 直輝)

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