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FOCUS_SDGsの見つけ方 女子聖学院中学校・高等学校

世界を変えていくためには“ことば”が必要

女子聖学院中学校・高等学校では教科の中でSDGsをテーマとした学びを行なっています。
中学校では特に力を入れていて、社会科では基本的な知識としてSDGsを学び、国語の「聞く話す」の授業では、環境活動家グレタ・トゥーンベリさんの国連でのスピーチ映像を視聴し、自らも環境問題をテーマとする原稿を作成してスピーチを行いました。
そして、英語科ではSDGsをきっかけに世界に目を向けようというコンセプトで授業が行われました。

今年度の中2生は、まずSDGsと環境問題への理解を深めるために、小笠原諸島について調べて、それを英語の新聞として作成しました。

8月以降は『もし世界が100人の村だったら』を題材として、文字の読み書きができない“非識字”や、所得格差などの問題を通して、世界の現状を理解する授業を行いました。
ネイティブ教員による英語での読み聞かせの授業の後、グループでディスカッションする授業では非識字によって生じる様々な問題が生徒たちによって議論され、授業の最後には、識字率を上げることに賛成か反対かの自分の意見をワークシートにまとめました。

女子聖学院が英語の授業で重視しているのは“自分の意見を持つことの大切さ”です。英文を和訳するとき、直訳するだけでは気持ちは伝わりません。
英文に自分の想いを込めて、相手に伝えるための日本語にしてほしい、生きている言葉を使う楽しさを学んでほしい、と大井藤花先生は言います。

女子聖学院は表現をすること、“ことば”を大切にしています。日本語でも英語でも、自分の想いを自分のことばで表せる人になってほしいと考え、「Be a Messenger~語ることばをもつ人を育てます~」をスローガンとしています。

小笠原諸島について調べ、英字で新聞を作成。

所得格差を体験するワークショップ。

中学・夏の進路課題 「私が気になる社会の姿」

中学生は進路指導部の課題として夏休みに、環境、人権、医療福祉など様々な社会課題について各自調査をし、その内容を1枚の紙にまとめました。生徒の作品はクローソンホール前に展示されました。

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