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〔卒業生を尋ねて〕歩む人たち_東 清志 さん(聖学院大学 卒業)

●東 清志(あずま きよし): 聖学院大学 卒業生

2005年聖学院大学人文学部日本文化学科入学、2009年卒業。2009年三育学院カレッジ神学科入学、2012年卒業。広島三育学院高等学校、SDA京都キリスト教会、SDA都城キリスト教会、広島三育学院高等学校チャプレン、SDA光風台キリスト教会牧師、光風台三育小学校チャプレン、SDA天沼教会副牧師を経て2023年4月より東京衛生アドベンチスト病院チャプレン赴任。

病院チャプレンとして働くことを通して、ミッションスクールの存在の大きさを知りました

「病院チャプレン(※1)としての大切な使命の一つに、患者さんの魂のケアがあります。1日に8〜10人ほどを訪ねてお話をうかがいますが、患者さんの中にはミッションスクールを卒業された方もいて、聖書の言葉に感動されることも。改めて、ミッションスクールの大切さを実感しています。」

 

 

2005年4月に聖学院大学人文学部日本文化学科に入学された東清志さんは、神学校卒業後にいくつかの教会で牧師を務め、2023年4月より東京衛生アドベンチスト病院(東京都杉並区)にチャプレンとして赴任しました。病院での勤めでは患者さんへのケア、働く人へのケア、病院の理念を守ることの3つを大切にしています。医師や看護師が医療的ケアで多忙な中、自分の思いを言葉にできない患者さんもいる、と東さんは言います。その言葉を一緒に拾い上げながら、時には聖書の言葉を読み、共に祈ることもあるそうです。

 

 

東さんは学生時代、日本語教師を目指して学んでいました。聖学院大学SCF(※2)にも所属し、クリスチャンとして喜びに満たされた先輩や同級生との印象的な出会いもありました。そんな在学中のある時、人文学部チャプレン(当時)の菊地順先生より真剣な眼差しで「将来は牧師になりませんか」と問われます。

 

 

当初は「こんな自分にできるだろうか」という葛藤がありましたが、使命が与えられているか確かめるため神学校に進みました。牧師として仕える中では人間関係の難しさに直面することもありましたが、自分の力を超えて神様が働いてくださり、人と人とのこだわりが溶かされていく場面を目撃することがありました。何気なく語った聖書の言葉を深く心にとどめてくれる方もいて、言葉の使い方という点において大学時代に学んだ日本語教育が一助となっているそうです。

 

 

将来の展望は、短期的には1人でも多くの患者さんと出会っていくこと、長期的には臨床心理士といった専門的な学びを通して成長し、より深く仕えていきたいと語ってくれました。

※1 チャプレン…病院や学校で働く牧師(聖職者)のこと
※2 SCF…聖学院大学クリスチャン・フェローシップ(学生団体)

リトリートという言葉には「退却する」という意味があり、日常生活を離れた場所で学生と教職員が語り合う行事です。東さんは大学2年生の時に実行委員長を務めました。

聖学院大学 歩む人たち_伊藤 万桜 さん