よく遊ぶ

2016/07/20   先生のことば

 7月12日から14日まで年長組のお泊まり保育が御殿場の東山荘において行われました。東山荘は日本YMCA同盟が運営する宿泊・研修施設で、広大な敷地に宿泊棟、食堂棟、講堂、体育館、運動場、広場等を備えており、幼稚園、学校の宿泊行事に広く利用されています。そのような恵まれた施設で年長組の子どもたちは、広場で、ホールで、体育館等で思う存分遊んできました。最初は家族と離れることが不安だった子もいましたが、最終日にみんなが「楽しかった」「もっとここ(東山荘)にいたい」と言っているのを聞いて、子どもたちが心底楽しんだ二泊三日だったことにとてもうれしく、安堵しました。

 ところで、私は子どもたちと一緒に遊びながら、あらためて聖学院幼稚園の保育目標である「よく遊ぶ」について考える時が与えられました。「よく遊ぶ」の「よく」は日本語の意味から考えると「たくさん」とか「十分に」ということになります。もちろん保育目標の「よく遊ぶ」の「よく」にもそのような意味がありますが、実はもう少し深い意味もあります。それは聖学院幼稚園のホームページの英語のページを見るとわかります。英語では保育目標を”Play with all your might and Pray with all your heart.”と言っています。「全身全霊で遊び、祈る」と言えば良いのでしょうか。すなわち、「神様から与えられた体力、知力など全ての力を使って」という意味が「よく遊ぶ」の「よく」にはあるのです。

 東山荘の広大な敷地の中で、子どもたちは目一杯体を使って遊びました。そして遊びが少しでも楽しくなるように頭を使って考えました。また、友だちとぶつかったときにはどうして解決すれば良いかということに心を注ぎました。そこで見ることができたのはまさに「神様から与えられた体力、知力など全ての力を使って」遊ぶ子どもたちの姿でした。

 大人の遊びと子どもの遊びは根本的に違うものです。子どもにとって遊びはまさに生活そのものです。遊びの中で体を使い、頭を使い、心を注ぐことによって子どもたちは育っていくのです。

 明日から夏休みです。幼稚園での「遊び」はしばしお休みですが、夏休みもそれぞれの場所で思い切り遊んで、9月にまた元気に再会できるように願っています。今年の夏は猛暑との予報も出ています。皆様の健康が守られますようにお祈りしております。

園長 佐藤 慎

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