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【ASF NEWS №61】共に歩む人_関 幸子 先生 – 聖学院小学校 –

●PROFILE

関 幸子(せき こうこ)

聖学院小学校校長補佐、図工科担当。
東京学芸大学教育学部卒業。公立学校で美術を指導後、聖学院小学校に入職。育児のため一時休職し、公立小学校勤務を経て2004年より再び聖学院に。2020年より現職。

聖学院フェア

以前は時間も場所も限定的で、小規模に実施されていたバザーでしたが、『聖学院フェア』として1990年代に拡大され、現在のように学校全体を会場にして子どもたちが1日中遊べるイベントになりました。先生たちも出店するようになり、リアカーに子どもたちを乗せるアトラクションを実施したこともあります。

 

※ようやく卒業生の皆さんも参加できることになりました。
ぜひ遊びにいらしてください。今年は9月23日(祝)に開催予定です。

 

 

 

 

 

 

たくさんの方に見守られたアットホームな小学校

ーー関先生が聖学院小学校に入職された頃のことを聞かせてください。

私が初めて聖学院小学校に来たときは、学校の敷地内の門のところに家があって用務の方とその家族が住まわれていました。公立の学校でも、すでに学校に人が住むことがなくなっていた時代でしたので驚きました。たくさんの方に見守られているとてもアットホームな雰囲気の小学校だと思いました。

旧校舎は最上階にチャペルがあり、天井まで窓ガラスでとても明るくて、そして子どもたちの讃美歌がとても上手だったという記憶があります。

男子児童が少ない時代が長く、一学年に7、8名しかいないという状況でしたが、今では男子が増えて、女子の方が少ない学年もあります。

ーーどんな行事が印象に残っていますか?

以前あった女子聖学院の軽井沢の施設では、低学年児童の宿泊行事を行っていました。そこには管理人さんが住んでいらっしゃったのですが、私が初めて参加したときは児童の人数が少なくて、管理人さんや近所の方が食事の準備をしてくれました。その食事がとても美味しくて、子どもたちが残さずきれいに食べたことを覚えています。

今は実施していませんが、千葉の館山などで実施した臨海学校も思い出深い行事でした。スイカ割りや花火大会、きもだめしなど、子どもたちはとても楽しんでいました。最後には海での遠泳があります。結構な距離を泳ぐのですが、毎年見事に泳ぎきる子どもたちには感心したものです。

ーー聖学院小学校の変わらないところを教えてください。

昨年12月のクリスマス礼拝とページェントに何人か卒業生が来てくれたのですが、自分たちの在学中と変わらないページェントに驚いていました。ページェントや礼拝、神様のことを子どもたちに伝えようとする先生たちの気持ち、「隣人を大切にする」人になってほしいと願うことが、聖小のずっと変わらないところだと思っています。

(取材日/2023年5月)

聖学院小学校