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120周年事業/建築
建築事業
“賛美する”
建築事業とは
ミッションスクールの根幹として、聖学院では幼稚園から大学院に至るまで「礼拝」を大切にしています。礼拝では、神様の言葉を聖書から聞くとともに、感謝を賛美としてささげます。その賛美を音楽として下支えするのがパイプオルガンの演奏です。聖学院大学(埼玉県上尾市戸崎1-1)では2004年のチャペル建築からパイプオルガンの設置を願い、設置委員会を通して準備を重ねてきました。創立120周年という記念の年にパイプオルガンを設置し、これまでの歩みを賛美に乗せて感謝する時を持ちます。
パイプオルガン設置の流れ
STEP 01.コンセプト設計
パイプオルガン設置委員会を組織し、聖学院大学チャペルにふさわしいパイプオルガンについて検討します
STEP 02.パートナー選定
パイプオルガン設置委員会の協議を経て、パートナーとなるオルガン設計会社を選定します
→(有)GARNIER Organum社(本社:山梨県南都留郡)への発注が決定しました
STEP 03.パートナーとの打ち合わせ
適宜、部材輸送や価格について相談・調整を行います
STEP 04.デザイン設計
高さは6.88mのクラシックなバロックスタイルで、Gold Number(黄金比率)に基づきデザインし、中央と左右の3ケースに分かれます(ストップ/40)
STEP 05.工房での仮組み
各国の工場で作っている部材を輸入し、仮の組み立てを工房で行います
STEP 06.チャペルでの組み立て
仮組みされた部材を聖学院大学チャペルに搬入して組み立て、空間に合わせて音を調整していきます
STEP 07.運用とメンテナンス
全学礼拝や音楽会において活用します。また、パイプオルガンは毎年保守を行います