聖学院大学プレスリリース
【公開オンライン記者会見のご案内】聖学院大学の学生および埼玉を中心とした復興支援ボランティアに関わる学生企画によるイベント、東日本大震災10年 復興支援に携わる学生ボランティアからの発信「未来をひらく~私と3.11のこれまでとこれから~」
2021年2月28日(日)、3月1日(月)埼玉を中心とした復興支援ボランティアに関わる5大学の学生企画によるオンラインイベントを実施するにあたり、公開オンライン記者会見を実施します。
2011年3月11日に起きた東日本大震災から間もなく10年の月日が流れようとしています。聖学院大学は震災直後から学生・教職員が力を合わせ、被災された知己の皆様との関わりを持たせていただいてきました。今改めて、震災と私たちの10年の歩みを振り返るとともに、これからについて皆さまと一緒に考える機会として、本シンポジウムを開催いたします。関心を寄せていただければ幸いです。
○【悲劇】だけではなく、【学び、未来をひらく】出来事としての3.11
今回のイベントでは単に風化防止ということだけではなく、「悲劇」として語られる震災を「学び、未来をひらく」という視点で捉え直します。震災10年を迎える2021年に、改めて原点に立ち返り「私たちは、被災地から何を学び、次の10年どのような未来を切り拓いていくか?」を参加者と一緒に考え、次の行動につなげます。
○宮城県石巻市立旧大川小学校の「未来をひらく」物語を原点に
その理由は、今回の講演者であり、震災で多くの犠牲が出た大川小学校で娘さんを津波で亡くされた佐藤敏郎さんのお話に由来します。【大川小の校歌の題は「未来をひらく」です。ここは悲しいことが起きた場所ですが、何かのきっかけに「未来をひらく」場所になればいいと思います。】当日は佐藤さんと、岩手県釜石市の震災伝承施設「命をつなぐ未来館」の菊池のどかさんのお話を伺います。また、お二人と学生との座談会、そして来場者と一緒にこのテーマについて深めていきます。
○コロナ禍に負けず、学生ボランティアの力で「集い、つながり、未来を拓く」
企画メンバーの多くは、復興支援活動に取り組む学生ボランティアです。聖学院大学・立正大学・桜美林大学・ものつくり大学・十文字学園女子大学の学生が関わっており、東北出身のメンバーもいます。コロナで中止は絶対に避けたいとの思いから、初回実行委員会(7月)からオンラインで行い、本番もオンライン開催に向けて準備を進めています。
○より多くの方へ知っていただくために~公開オンライン記者会見に初チャレンジ~
震災10年をより多くの方々と考える機会にしたいと考え、多くのメディアの皆様にもご協力をいただいております。当初は埼玉県庁の記者クラブでの記者会見も計画していましたが、緊急事態宣言の延長を受け断念しました。しかし、記者会見そのものはオンライン上でも可能であると考え、オンライン記者会見という初めての試みにチャレンジさせていただくこととなりました。
皆様にご参加を心よりお待ちしております。
■公開オンライン記者会見の概要
・日程: 第一回2月17日(水)15:00~、第二回2月25日(木)13:00~(30~45分程度)
・内容:(2回とも同様)実行委員長による趣旨説明・実行委員によるイベント説明・質疑応答
・実施方法:オンラインコミュニケーションツール Zoom
※URL等はご連絡いただいた方に個別にご案内させていただきます。
■イベント概要
・日程: 2月28日(日)10:00~16:00、3月1日(月)17:00~18:30
・共催:「未来をひらく~私と3.11のこれまでとこれから~」実行委員会
埼玉県防災学習センター 聖学院大学ボランティア活動支援センター
・プログラム:講演会:佐藤敏郎氏(小さな命の意味を考える会代表)・菊池のどか氏(釜石市いのちをつなぐ未来館職員)・座談会:上記2名+実行委員の学生2名・グループワーク:震災から学び「未来をひらく」・防災講座・懇親会 ほか
・HP: https://saitamabousai.jp/modules/event/index.php?action=PageView&page_id=385
■その他のご案内
・掲載いただく際には、掲載内容・放送内容の事前確認へのご協力をお願いしております。
<公開オンライン記者会見のURL、イベントのお問い合わせはこちら>
聖学院大学 ボランティア活動支援センター(担当:川田・芦澤)
TEL: 048-780-1705
E-mail: vol-sup@seigakuin-univ.ac.jp