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学校法人聖学院TOPICSSDGs

優秀賞「八ッ場ダム 大切な水資源」

八ッ場ダムの展望台から見下ろした景色です。最後のダム建設として賛否両論ありましたが、昨年の台風19号で荒川・隅田川の氾濫を最小限に食い止められたのは、完成したダムの貯水を開始した為だと言われています。私たちの大切な水資源の為に水没地となり移転をされた方々や携わった方々、そして群馬の豊かな自然に感謝いたします。

【作品タイトル】
「八ッ場ダム 大切な水資源」

【該当するSDGs】
目標11 住み続けられるまちづくりを

【投稿者】
中村 夏子さん

【受賞メッセージ】
私は八ッ場ダムの上流に土地を借りて、趣味で農業をしています。
今まで工事を見続けてきましたが、ダムが生態系や自然環境に与える影響を考えると決して良い事ばかりではなく複雑な思いがします。
水は生物が生きていく上で必要不可欠なものであり、全てに循環していると考えられるからです。
また温暖化による影響は、都心で過ごしていると気がつきませんが、大自然の中に身を置くと感じる事が多々あり未来を不安に思います。

今はコロナの影響で難しいかもしれませんが、是非学生の皆さんには外へ出て豊かな自然を学んで欲しいです。
そして若い柔軟な発想で、自然との共存を可能にしたより良い未来を実現して欲しいと切に願います。

今回のコンテストで賞を頂けた事により「水」について今一度考えて頂くきっかけになれば嬉しいです。

審査員メッセージ
美しい写真です。八ッ場ダム建設においては何年にも渡り論争がありました。結果として河川の氾濫を押さえたと言われています。
自然破壊という問題がありますが、この写真のように自然と人工物が調和して、美しい風景になっています。人々はこれからも自然と調和しながら生きていかなければなりません。この写真ような風景に出合ったら、ぜひ記録し発表してください。(審査員/石原康男)