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お手伝いしたい隊 リーダーシップ研修 /女子聖学院中学校・高等学校 focus

「引っ張る」「先頭に立つ」だけでない 一人ひとり、自分らしいリーダーシップを知る


女子聖学院中高の「お手伝いしたい隊」は学校説明会で来場者の校内見学ツアーを担当するなど、受験生向けのイベント運営の協力をしてくれる生徒の団体です。自ら志願をした中2から高2の生徒がメンバーとなり、多い年では70〜80名が登録されています。女子聖学院では、生徒会や部活動はもちろん、運動会や記念祭、合唱コンクールなど、生徒が主体となる行事がほとんどです。そして、そうした活動では生徒たちがリーダーシップを発揮することが期待されています。もちろんお手伝いしたい隊にもリーダーシップが必要であり、お手伝いしたい隊メンバーのための学びの機会として、リーダーシップ教育が専門の、立教大学経営学部准教授 舘野泰一先生と立教大学の大学生サポートメンバーを招いて1月25日(火)にワークショップを実施しました。

ワークショップにはお手伝いしたい隊のメンバーから、希望者12名の生徒が参加。いくつかのチームに分かれて、架空のシチュエーションにおけるチーム課題の解決をみんなで考えるワークを通して、画一的でない個々の強みをいかしたリーダーシップのあり方を学びました。

ワークショップに参加したAさんは、「誰か一人が周りをまとめて引っ張っていくことがリーダーシップだと思っていたが、メンバー一人ひとりがリーダーシップを発揮し、いろいろな視点から物事を考えて目標に向かうことが大切なのだということを学んだ」と言います。

Bさんは「プロジェクトに携わる人誰もが、自分にどのような強みやリーダーシップがあるのかを理解して、それを惜しむことなく発揮できることが理想的だと思う」と言います。

このワークショップで学んだことは、これから先の学校での活動や、卒業後の進学先や社会に出てからもきっと役に立つことでしょう。

また、今回の学びを通して、お手伝いしたい隊の活動にはどのようなリーダーシップが期待されていると思いますかという質問に、Aさんは「コミュニケーション力」と「洞察力」、Bさんは「広い視野」と「積極的な行動」と答えてくれました。

お手伝いしたい隊
「学校説明会」「夏の女子聖体験日」「入試応援カウントダウン」等の協力をする有志生徒の団体。メンバー全員が「学校の良さを伝える」という一つの目標に向かって活動をしています。多くの生徒が部活動や委員会など女子聖学院中高の他の活動に参加しているので伝えたい内容は豊富にあります。受験生の時に、お手伝いしたい隊の先輩に出会って憧れた経験から自分も参加するという好循環が生まれています。