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〔卒業生を尋ねて〕歩む人たち_小山 浩史さん(聖学院みどり幼稚園 卒園生)

●小山 浩史(こやま こうじ) : 1973(昭和48)年生まれ。1980(昭和55年)女子聖学院短期大学付属みどり幼稚園卒園。小中高と地元の学校に通い、大学では機械工学を専攻する。現在は電子部品メーカーにて企業法務と安全衛生業務に従事している。娘と息子もみどり幼稚園の卒園生。

地域住民として聖学院を見続け、「自分にもできることは?」と思うようになりました

聖学院みどり幼稚園(以下みどり幼稚園)の卒園生で、同幼稚園の同窓会長と学校法人聖学院の評議員を務める小山浩史さん。生まれてから今日までみどり幼稚園と聖学院大学がある上尾キャンパスのすぐ近くに住んでいます。お子さんもみどり幼稚園に通われていました。地域住民としても聖学院を身近に感じているそうです。

評議員会では聖学院の各校各園の様々な活動が報告されます。小山さんは中でも聖学院大学の地域貢献活動の報告がとても興味深かったと言います。上尾にある高齢化が進む団地に、聖学院大学の学生が住んで、団地内のコミュニティを立て直すというプロジェクトです。地域の課題に対して自分たちができることを探し関わっていく聖学院らしい取り組みです。「その他のボランティア活動も含め、聖学院は地域に根ざしている印象があります」と小山さんは言います。また防災拠点の役割も担っていることや教会があることなど、大学の存在自体が地域にとっては貢献になっていると感じているそうです。「クリスマスが近づくと催される点火祭では、大きなツリーのイルミネーションに加え、みどり幼稚園の園児の歌声も響き、地域のイベントとして定着しています。ヴェリタス祭に参加する近隣住人もたくさんいます」と小山さんは続けます。

同窓会や評議員会に無償でご協力いただいている理由について小山さんに尋ねたところ「親子でみどり幼稚園を卒園したこともあり、また地域にもちゃんと目を向けてくれていることへの恩返しといいますか、自然と自分にもできることがあるなら協力したいという気持ちになります」と答えてくれました。「神を仰ぎ 人に仕う」の精神で40年以上、地域の方々と触れ合ってきたことが、新しい社会貢献・他者貢献の輪として広がっているようです。