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FOCUS_産官学連携+SDGs推進+ダイバシティ推進プロジェクト 聖学院大学

実際に行動を起こすことで深まる、自分ゴト化

教育はSDGsに対し、認知拡大という17全てのゴールを後押しする大きな役割を担っています。聖学院大学では様々なSDGsの取り組みがありますが、その中核をなしているのが「産官学連携+SDGs推進+ダイバシティ推進プロジェクト」です。教育、研究、地域貢献など様々な場面でSDGsを展開し、さらにワークショップなどを交えながら学内外にSDGsを浸透させていくことを目指した学生・教職員協働の取り組みです。

昨年は学食で特定のメニューを食べると、国連WFPを通じて発展途上国の子どもたちへ給食を寄付できるという取り組みを実行しました。今年は環境問題に視野を広げ「新聞紙でゴミ箱を作ろう!」というワークショップを開催。ポリ袋ではなく紙の新聞をゴミ箱にすることで環境に配慮した生活をしようという企画です。発案から企画・広報・当日の運営(講師・司会等)まで、全て学生主体で実施されました。新聞を折るだけで簡単につくれるので、最初はてこずっていた参加者たちも要領を得ると手軽に作れるようになっていました。

プロジェクトのメンバーである若原幸範先生は知識だけではなくアクションを起こすことの大切さを次のように語っています。「授業の中でSDGsの各テーマを扱うので、学生は知識としてはわかっていると思います。しかし自分ゴトとして捉えるにはもう一つきっかけが必要です。それが学生たちが共に活動する場です。お互いに企画や意見を出し合う過程で、理論だけではなく身近なところでのSDGsを共有するようになります。そういうコミュニケーションと行動の中で意識化していくと思います。」

実際、学生たちから様々な提案が出てきて、その結果、教職員も活性化しているそうです。授業でSDGsに触れ、興味を持ち、友だちとのコミュニケーションを通して新しい意識が芽生え、活発に提案をする。それが教職員の活性化にもつながる。聖学院大学ではSDGs推進への理想的な循環が生まれ始めています。


 

「産官学連携+SDGs推進+ダイバシティ推進プロジェクト」メンバーの若原幸範先生。「今学生たちが主体的に動き始めているので、これまでの様々な取り組みを、このプロジェクトの枠組みでバージョンアップさせていきたい」と語っています。

昨年行った「食べることで子どもたちの笑顔を増やそう」の展示風景。国連WFPを通じて発展途上国の子どもたちへ給食を寄付する企画です。

ボランティア活動を通じてSDGsに貢献

 聖学院大学は昨年の台風で被害を受けたいわき市の災害復興ボランティア活動に参加しています。SDGsの「住み続けられるまちづくり」にもつながる取り組みです。この活動に参加し、大学でまちづくりについて学びたいという具体的な目標を見つける学生もいます。

聖学院大学HP 学生団体のボランティア(聖学院法人HP掲載記事) 聖学院とSDGs(聖学院法人HP掲載記事)