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活躍ファイル#13 山口雄大さん

聖学院NEWS LETTER No.276

聖学院大学人間福祉学部 2014年卒業 社会福祉法人 荒川区社会福祉協議会勤務 社会福祉士 (2020年3月取材)

一歩踏み出してみると、 面白い人、面白い活動に 出会うことに気づいた

ボランティア活動支援センターの川田さんが「ボランティア論」という授業を担当していて、その授業で、大学内にある障害=バリアを見つけて、バリアフリーマップを作った先輩たちの話を開き、自分たちでもマップを作ることにしました。そして私たちは面白い発表をしたいと考え、戦隊ヒーローに扮した劇を行いました。実はこれが聖学院の戦隊ヒーローのルーツ「バリレンジャー」です。「サポメンジャー」、そして現在は「マモルンジャー」として後輩たちに引き継がれ活躍していると聞いています、と懐かしい話をしてくれた山口さんは、SAVEの初期メンバーで、同級生と二人で代表を務めていました。SAVEの活動で特に印象に残っているのは、自らのアイデアがカタチになった「桜プロジェクト」。いろいろと自由にやらせてもらえたことで自ら行動することの価値を知ったと言います。「一歩踏み出してみると、面白い人、面白い活動に出会うことに気づきました。」

学生時代に身につけた価値観は現在の働き方にもつながっています。荒川区の社協では、部署とは別にプロジェクトがあります。山口さんは若者が参加したくなるボランティアを企画する若者プロジェクトのチームリーダーとしても活躍。ボランティアコーディネーターとして活躍したいというのが入職時からの目標であり、そこには、ボランティアに出会う前の自分のようにやるべきことを見つけられずに燻っている若者を、地域の活動に巻き込んで、福祉に関わるきっかけを作り、その面白さを知ってもらいたいという想いがあるのでした。