ビジョン_アクションプラン_聖学院大学・大学院vision

1. 教学システム改革の一環として「学修成果の可視化」を推進
全開講科目と各学科ディプロマポリシーの関係をシラバス上で紐づけ、「学修ポートフォリオ」の導入を通じて、学生自身が「何を学び、いかに成長できたのか」を把握できるよう、学修プロセスと成果の可視化を実現します。

2. ボランティア活動支援センター、サステイナビリティ推進センターの活動を通じた課題解決力、実践力の養成
授業の他にも、学内にあるボランティア活動支援センター、サステイナビリティ推進センターなどの教育プログラムを通じて、現代社会が直面する課題や地域課題解決に向けた実践力や他者と協働する力を養います。

3. 教職一体となった厚生補導体制（学生支援体制）の構築
―学生エンカレッジセンター窓口「フィリア」の開設― 2023年4月、学食前に学生たちの主体的な学びや学生生活を応援する学生総合相談窓口を開設しました。窓口には専門資格を持つスタッフが常駐し、学生とのコミュニケーションを通して彼らの可能性を引き出し、学生を適切な支援部署につなげます。また、同窓口には学生スタッフも配置し、学生相互の交わりを通じて学生自身の成長を促すことも目指しています。これらを通じて「一人を愛し、一人を育む」教育を一層進めてまいります。

4. 教育開発センターとIR室の連携による、教育成果の検証を踏まえた教育改善の推進
本学に学ぶ学生の学力や大学生活に関する満足度などを定性的かつ定量的に分析し、この分析結果を踏まえて、学内の学部、学科、事務部門が自分たちの取り組みを評価し、次年度へ向けた教育改善を進めます。

5. 社会的評価を高める大学広報・入試広報、情報公開を一層強化し、 目標定員の達成を目指す
本学の教育や、入試に関する方針を受験生や社会に明確に伝えることで、目標定員の達成を目指します。

大学院は、政治政策学研究科、文化総合学研究科、心理福祉学研究科を擁し、修士課程では、高度な知識を求める職業人や、生涯学習の時代に高度な教養人を目指す人、公的資格の取得を目指す人など多様な目的を有する人を受け入れています。博士課程では高度な研究能力と専門知識を持つ人間を育成することが目指されていますが、各人の研究・学修成果の可視化に加え、研究公正、研究倫理の観点からも研究推進体制をより一層整備していきます。

大学院に対して多様なニーズが寄せられる中で、各研究科で入学者選抜の方針と実態との整合性を確認し、適正な入学定員・収容定員（社会人の受け入れも含め）について検討し、大学院の広報および入試情報を適切な形で発信し入学定員の充足を目指します。同時に、従来の懸案である、大学院研究科の教員組織の基本方針策定についても取り組んでいきます。