よく学ぶ よく遊ぶ よく祈る

2018/04/10   先生のことば

 お子様の入学、進級、おめでとうございます。今年度も教職員一同、子どもが主人公であることを忘れず、子どもたちのよき成長のために全力を尽くして参ります。引き続きご理解とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。
 さて、2017年度の終業式で私は子どもたちに「よく学ぶ よく遊ぶ よく祈る」一年間であったかを振り返ることが大切だという話をしました。ここで大切なのは「よく」と言う言葉です。日本中の小学生で学ぶこと、遊ぶことをしない子どもはいません。また聖小において、祈らない子はいません。では学ぶ、遊ぶ、祈るの前にそれぞれ「よく」を付けた場合はどうでしょう。私は子どもたちに「よく」という言葉には「たくさん」と言う意味もあるが、もっと大切な意味があると話しました。
 「よく学ぶ」の「よく」は、自分から進んで、自分ですべきことを考えてという意味です。特に高学年では自らの弱点を知り、その克服のために何をすべきかを考え、実行することが大切です。
 「よく遊ぶ」の「よく」は工夫する、どうしたら友だちと仲良く遊べるかを考えるという意味です。
 「よく祈る」の「よく」は心から、習慣でなく、自分のためだけにではなくという意味です。
 子どもたちには「よく」の意味を伝え、それができていたかを振り返るように、もしできていたなら継続するように、もしできていなかったなら、4月からはできるようにしよう、と話しました。
 「よく学ぶ、よく遊ぶ、よく祈る」ことの主体は子ども自身になくてはなりません。すなわち、「よく学ばされる よく遊ばされる よく祈らされる」であってはならないのです。もちろん手助けをしてはいけないということではありませんし、指導が必要な場合もあります。けれども主体が子どもであることを常に心に刻んでおきたいと思います。どんなによく学んでも、よく遊んでも、よく祈っても、それがやらされたものであるなら、自発的であった場合にくらべ、よい成果は期待できません。
 もちろん、私たち教師もよりよい指導をするためによく学ぶ者でありたいと思います。子どもたちと一緒によく遊びたいと思います。子どもたちの前に立つ者としてふさわしくあることができるように、よく祈りつつ子どもたちの前に立ちたいと思います。

聖学院小学校校長 佐藤 慎
(学校だより けやき 第479号2018年4月6日発行)

 

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