就任にあたって

2017/04/06   先生のことば

神よ、変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。変えることのできないものについては、それを受けいれるだけの冷静さを与えたまえ。そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、識別する知恵を与えたまえ。
(ラインホールド・ニーバーの祈り)

 校長に就任し、一番初めにしたのは上記の祈りをすることでした。そして、まず私がやらなければならないことは現在聖学院小学校が行っている教育を検証することだと考えました。

 聖学院小学校は建学以来、「神を仰ぎ 人に仕える」との建学の精神、「よく学ぶ よく遊ぶ よく祈る」という教育目標に基づく一人一人を大切にする教育を行うことを使命としてきました。これは教育内容や授業形態が変わっても決して失ってはならないことです。ご家庭と神様から託された子どもを一人の人間として尊重し、そのよき成長のために全力を尽くすことが私たち教職員の使命です。

 この聖小教育の根幹ともいえるものが現在の聖小できちんと行われているのか、自分が行っているのかを、自らに問うことから始めようと、年度初めの教職員研修会で私は教員達に話しました。

 もう一つ失ってはならないもの、それは校風です。聖小の校風は何かと尋ねたら、答えは一つではないかもしれません。けれども校風とは歴史の中で築かれるものであり、短い期間でできるものではありません。数十年前も、そして今も多くの方々が言ってくださる「聖小の子ども達は明るく、元気だ」ということは校風として大切にしていかなければならないと考えています。

 社会は目まぐるしく変わり、小学校教育に求められるものも変わるでしょう。私たちはそのことに敏感になり、必要があるときには変革を進めなければなりません。けれども、決して変えてはいけないものがあることは忘れることなく、校長の務めを果たして参ります。

校長 佐藤慎
(学校だより けやき 第468号 2017年4月5日発行)

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