もうひとつの「聖学院フェアー」

2016/10/25   先生のことば

 今年は、例年になく雨の日の多い九月でしたが、恒例の「聖学院フェアー」当日もとても雨足の強い一日でした。校門で来場者の方々にご挨拶をしておりますと「生憎のお天気で、残念ですね」とか「お気の毒に…」というお声をかけられました。
それでも校舎内は大盛況で、帰られる方々は、皆様大変満足そうなお顔で校門を出て行かれました。教職員も、朝の打ち合わせ会で「雨の日、この校舎でどんなフェアーをすることができるかというチャレンジとして受け止め、おいで下さる方々に気持ち良くお帰りいただきましょう」と、心を合わせてスタート致しました。保護者の皆様のご尽力に心より感謝を申しあげます。

 実は、フェアー開場の一時間前、児童が集合したチャペルでは、いつも通りに礼拝が持たれていました。チャプレンの中村謙一先生が『実現する主のみ旨』と題してこの日のためのお話をしてくださいました。お話の概略をご紹介します。

 『ソロモン王の知恵の言葉、箴言19章21節は、「人の心には多くの計らい」があり、「主の御旨のみが実現する」と、私たちに語りかけています。この御言葉は、最終的に結果は神様の恵みに委ね、お任せすることの大切さを伝えています。「委ねる」とは「信頼を持って任せる」ことです。

 神様は、イエス様を通して、私たち一人ひとりを愛し、信頼し、多くの事を委ね、任せて下さっています。任せられる、信頼されるのは喜びです!信頼されると、逞しい人格が養われていきます。今日は、学校から委ねられ、任されて、お父さん、お母さん、保護者の皆さんが奉仕をして下さいます。何百人というお父さんお母さんが、皆さんのために、御奉仕をして下さいます。いいですか、よーく見て下さい。どんなに皆さんのことを思って、委ねられた御業を忠実に成し遂げようとされているかを。お父さん、お母さん、保護者の皆さんの仕える姿から学んで下さい!

 本日行われる聖学院フェアーを通した尊い御業の上に、委ねられた計らいの上に、主の御旨が実現し、豊かな成長が参加者一同に与えられますように強く願います。

 聖学院フェアーの一つ一つの御業が、喜びと感謝を持って楽しむことができますように共に祈りましょう!そして、この喜びと感謝を一人でも多くのゲストの皆様へも分け与えることができたなら、天におられる神の御子、イエス様も喜ばれることでありましょう。委ねられ、成し遂げられる喜びを分け合い、共に心が豊かにされますように!

 Enjoy Seigakuin Fair ! We gonna have fun today ! 』

 中村先生のこのお話とお祈りに、子ども達が「アーメン」と唱和して一日が始まりました。

 礼拝後は、児童会の計画委員が「映画泥棒男」に扮して、フェアーでのマナーを喚起するパフォーマンスをしてくれました。代表委員会のメンバーは、毎日昼休みに猛練習をしたAKBのダンスで会場を盛り上げ、楽しい時間を作りあげてくれました。図書委員会、宗教委員会もフェアーでの募金活動の意義を独自の方法で紹介し、協力を呼びかけました。5~6年生は、前日から机や椅子、物販品の移動などの作業にも協力し、その手際よさは頼もしい限りでした。保護者の皆様のお働きの裏で、子ども達も頑張りました。

 さらに生活部から前期の全校の生活目標として掲げた「あいさつ運動」の様子を総括したビデオも紹介されました。実は、ホームステイプログラムのために来校されていたオーストラリアの小学校の校長先生が、そのビデオの中での皆の元気で嬉しそうな挨拶の様子に感心され、そのビデオを持って帰られました。聖学院小学校の皆の取り組みが、海を越えてオーストラリアで紹介されるようです。

 今年は前例のない程の大雨の中での実施であったからこそ「聖学院フェアー」という行事が、親子ともに神様から委ねられた聖学院小学校への神様の恵みを証しする時間であることを改めて実感させられるものでありました。

 さて、いよいよ本格的な秋の到来と共に、1・2年生、5年生の宿泊行事を終え、学校では「作品展」「音楽会」「ページェント」等の行事に向けて準備が始まっております。保護者の皆様も、どうぞ足をお運びくださり、ご鑑賞頂けますようお願い申し上げます。

 校長補佐 阿久戸多喜子

学校だより「けやき」第463号より

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