SNS等のトラブルから子どもたちを守るために

2016/02/01   先生のことば

 

DSC09299 新校舎が完成して約1年、各教室には電子黒板、実物映写機、無線LANが完備し、4年生以上の児童は一人一台のiPadを持っています。また3年生以下の児童も必要に応じて学校所有のiPadを貸与し、授業でも活用しています。各クラス前のオープンスペースと合わせ、聖学院小学校の学習活動は大きな変化を遂げています。私たちは数年前からワークショップ型の授業を積極的に導入してきましたが、iPad、電子黒板、無線LANなどの機器は子どもたちの思考の過程や結果を可視化し、それを共有する事が出来るなど、ワークショップ型授業をより多様で充実した物にしています。また、iPadを導入したのは、子どもたちがICT(情報通信技術)機器を自在に活用できるようになることが第一の目的ではありませんが、情報化、グローバル化が進む現在の社会においてICT機器に慣れ親しむことは必要なことだと思われます。国(文部科学省)も2011年4月、今後の教育の情報化の推進にあたっての基本的な方針として「教育の情報化ビジョン」を公表し、①情報活用能力の育成、②教科指導における ICTの活用、③校務の情報化、の3つの側面を通して教育の質の向上を目指すことを明らかにしました。ですから、聖学院小学校の取り組みは時代の要請にも合致したものだと言うことができるでしょう。

 しかし、携帯電話、タブレット型端末、PCなどのICT機器は使い方を誤るとトラブルや事件に巻き込まれる危険があるのもまた事実です。近年、青少年が被害者となったソーシャルネットワーキングサービス(SNS)トラブルを起因とした痛ましい事件が多発しています。ですから、ICT機器を子どもに使わせる時、使い方のルールやマナーを指導することは必要不可欠です。けれども、そのためには私たち大人がインターネットや携帯電話の危険な面をはっきり認識している必要があります。

 この度インターネットや携帯電話の正しい使い方、リスク、ルール作りの方法などについての啓発活動を行っているファミリーeルール事務局に依頼し、「家庭でのインターネット、携帯電話ルール作り」をテーマに保護者の方対象の講演会を実施いたします。詳しくは次ページの記事をご覧ください。子どもたちを携帯電話やSNSに起因するトラブルから守るためにも、是非多くの保護者の方々にご出席いただきたいと思います。

 学校でもICT機器導入のリスクについての教員研修、子どもたちへのマナー、ルール指導にこれまで以上に力を入れて参ります。

 教頭 佐藤 慎

学校だより「けやき」第454号より

月別アーカイブ

sub_blogside
ページのトップへ戻る