新しい委員会活動 -子どもたちが主体的に活動する-

2014/10/27   先生のことば

keyaki_439 聖学院小学校では今年度から従来行ってきた児童部会を刷新して委員会活動を行うことにしました。

 そもそも児童会活動は小学校の教育活動の中の各教科(国語、算数等)と並んだ特別活動の中に位置づけられています。そして、これらのものは文部科学省から出されている「学習指導要領」によって、具体的に何をどうするかが定められているのです。その学習指導要領の児童会活動の項目を見てみると、目標として「集団の一員としてよりよい学校生活づくりに参画し,協力して諸問題を解決しようとする自主的,実践的な態度を育てる。」また、内容として「(1)児童会の計画や運営 (2)異年齢集団による交流(3)学校行事への協力」等とあります。

 聖学院小学校ではこれらのことを受け、従来の部会活動では十分ではなかった、児童が主体的に活動することや異年齢集団による交流を十分に行うために、部会活動を刷新し、新たに委員会活動として今年度より行うことにしたのです。

 どのような仕組みにしたかを、具体的に見ていきましょう。
1.月初めの第1金曜日6時間目を委員会活動に充てます。こうすることによって、毎月計画的に委員会活動を行えるようになりました。
2.従来は4年生以上が参加していましたが、今年度より5年生以上の参加としました。(学習指導要領でも高学年の活動と記されています。)これは、各委員会をスリム化し、一人ひとりの活動を多くすることによって活動の充実感を味合わせること、また、委員会の中で話合い活動を充実させることができます。
3.新たに計画委員会、集会委員会を設置しました。計画委員会から児童会会長、副会長を選出し、計画委員会で代表委員会の運営を行います。また、集会委員会では、全校集会を中心に異年齢集団による交流を行います。6月には全校集会を行い、全学年を通してゲーム大会を行いました。

 また、異学年交流として1年生から6年生各一人で6人グループを決め昼食会を始めました。初めは、会話も少なく静かにただ集まってお弁当を食べるだけでしたが、食事を始める前に簡単なゲームを行うことで少しずつ会話も弾むようになってきました。

 さて、こうして、新しい委員会活動が始まって前期が終了しようとしています。この原稿を書いているときはまだ聖学院フェアーは行われていません。昨年まで聖学院フェアーの当日の朝は保護者の方が準備をし、子どもたちは女子聖学院中高のチャペルや聖学院中高の講堂をお借りして映画鑑賞を行っていました。

 しかし、今年からは児童会がこの時間をいただいて聖学院フェアー全校集会を行うことにしました。内容として、ACEF募金の案内(宗教委員会)、聖小ブックストアの案内(図書委員会)、集会ゲーム(集会委員会)、歌(計画委員会)等を行います。児童会が中心となって聖学院フェアーを盛り上げるために一役買う活動となるはずです。

 後期になると、まだまだ、新しい活動が計画されています。その一つを紹介します。今年の12月には新校舎が建ちます。それを祝って児童会でなにか楽しい企画はないかと検討をしています。

さて、児童会は子どもたち同士でお互いに学び合いながら作っていくものだと考えています。6年生が今年行った活動の様子を5年生以下の児童が見る。その5年生が6年生になった時、昨年度の学びからそれを生かしてまた活動を始めます。このようにして聖学院小学校の児童会が新しくなっていくのです。

こうして考えると、子どもたちが主体的に動かしていく児童会ができ上がるには、まだまだ時間がかかるものかもしれません。しかし、今、前期が終える時でも、「先生、自分たちで計画してやっていけるって何だかうれしいし、楽しいね。」と言ってくれた6年生の言葉が頼もしくも感じられました。

生活部 児童会担当 池内 清

学校だより「けやき」第439号より

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