新校舎完成に向けて

2014/05/29   先生のことば

keyaki_436 先日の運動会の折には、建築途中の新校舎をご覧になりましたか。12月完成に向けて、工事は、順調に進んでおります。現在、校舎の内装、備品等、細かなところを煮詰めているところです。私達教師一同、半世紀に一度の大事業に立ち会うことができたことは、引っ越しを2度経験しなければならない大変さはありますが、幸せなことです。

 昨年度3月まで、校舎の基礎工事に時間をかけてきました。見えにくい部分ではありますが、建築で最も大切な部分です。そして、その土台の上に、建物をたてます。教育も、正に、これと同じではないでしょうか。幼・小教育の中で育てられた基礎の上に、子ども達は、それぞれの長所を生かして、中学、高校と花開いていきます。けっして自分だけで切り開いたのではなく、ご両親をはじめ、多くの方々に見守られながら。

 我が校では、昨年度の児童募集から、定員80名を72名に減らしました。学校説明会などで村山校長が語る言葉の中に、「児童の適正人数をひとクラス36名にした理由は、グループづくりを行う際にも、2、3、4、6等で割り切れる数である。」とあります。また、「単に人数を減らせば、目がよく行き届き、よい教育が行われると考えるのは、安易である。その中でひとクラス36名とした。」とあります。まさに、子どもは友達と共に成長するのです。いろいろなタイプの人間に出会い、互いに助け合い、時には喧嘩もし、その中で切磋琢磨することによって成長していきます。近所にいる子どもの数が減った現在、学校がそれを担っていかなければならない場でもあります。

 聖学院小学校のホームページに、新校舎の概要を載せました。ごく一部ですが、地下1階から4階まで、校舎建築に向けての私たちの思いがそこに現れております。新校舎建築の計画にあたり、大切にしてきたことは、小学校54年の歴史の中で築き上げてきた聖小の良さを生かせるものであることと、新しい時代に相応しい教育カリキュラム、そしてより教育効果をあげることができるように環境整備をすることでした。例えば、全校の半分が共に食事をすることのできる場所の確保、クラスの戸を開くと、ワークショップ型の授業を行う事のできるスペースを確保できる環境をつくることなどでした。また、このような施設面を整えると同時に、そこでどんな教育を行うか、具体的な研究も進めています。その一例が、ipad等を使ったワークショップ型の授業研究です。

 聖小で学んだ子どもたちが、社会で活躍し、再び保護者として戻ってきてくれれば、これ程嬉しいことはありません。その時には、これからできる新校舎で、仮校舎での思い出話でもしてみたいものです。

広報部 野田 正人

学校だより「けやき」第436号より

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