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FOCUS_作家の時間 聖学院小学校

 

「作家」として自分が書いた作文を朗読する児童。

楽しみながら自分ゴト化の種を育てる

小学生はまだ社会を身近なものとして捉えるのが難しいので聖学院小学校ではSDGsそのものを扱う機会は多くはありません。しかし将来、社会課題に対して自分ゴトとして向き合えるよう、主体性と協働性を重視したアクティブラーニングを授業に取り入れています。

「作家の時間」という各学年週1回行われる表現の授業があります。元々アメリカで始まったワークショップで、作家のロールプレイングを通じて文を書くというものです。作文というと、その児童の興味や主体性とは関係なく、決められたテーマを決められた文字数で書くイメージがあると思います。しかしこの表現の授業では、その児童が作家なのでテーマを自分で決めることができます。好きな物語や昨日見た夢、家族のことなど何でもOKです。文字数も制限がありません。作品ができるとみんなの前で朗読し、ファンという設定のクラスメイトにファンレターとして一言コメントを書いた付箋をもらいます。ファンレターなのでネガティブなことやアドバイスは書かないルールです。必ず褒めます。作家以外の児童にも役割があるのもこの表現の授業のポイントです。

教頭の田村先生は「作家の時間」について「作家は順番に回ってきます。褒める児童は、経験上漠然と褒められるのは嬉しくないと知っているので、良いところを一生懸命探します。それが習慣化し授業以外でも人や物事の肯定的な面に目を向けるようになります。作家役の児童は、褒められるに従い読み手を意識した文章に変わっていき、進んで創意工夫を凝らすようになります」と語ります。作家役の時は主体的に取り組み、ファン役の時は、相手の気持ちに立ってものごとを見る。その両方を繰り返すことで、児童の中に自分ゴト化の種が育っていくのではないでしょうか。

「作家」の朗読を聞いて、ファンとして付箋一枚分のファンレターを書く児童。
必ず褒めるのがルールです。

1~6年生まで各学年一人ずつでグループになりお昼を食べるスクールランチ。同学年以外の価値観に触れることや食べ物への感謝もSDGsへの一歩です。

協同学習Cooperative Learning
 多くの場合は4人一組になり、学習テーマに沿って一人ひとりに役割が割り振られます。それぞれが責任を負うことで生じる信頼関係の中で、個々の役割を果たすことを通して学びを深めあいます。この協同学習によって一人ではできない深い学びを経験します。

※聖学院小学校の写真は全て2019年度に撮影されたものです。

 

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