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FOCUS_SDGs 「SDGs推進のプロジェクト」

ASF NEWS No.57 Jun.2019

聖学院大学 FOCUS「SDGs推進のプロジェクト」

写真:カカオ豆の木とコーヒー豆の木

 


産学官連携+SDGs推進+ダイバーシティ推進プロジェクト


食料品の正当な価格について考えたことはありますか? コンビニに行くと美味しくて低価格なさまざまのチョコレートが販売されています。たったの200円程で本格的なコーヒーを味わうことができます。美味しくて高品質の食料品が安価に手に入ることは、消費者にとってはたいへん良いことのように思われます。しかし、そうしたチョコレートやコーヒーの製造の背景には、天候に左右される第一次産品の価格変動を受けた貧困や奴隷のように働かされる子どもたちの姿があります。使い捨て社会に鈍感になった私たちが、自分たちのライフスタイルが地球的な社会課題と結びついているという真実に目を向けなければ、世の中のゆがみは直ることはないでしょう。戦争が起こらなければ平和かと言えばそうではありません。ヨハン・ガルトゥングが言う「構造的暴力」のない世界を目指していく必要があります。

聖学院大学はキリスト教主義のもと、そうした「構造的暴力」を理解し「積極的平和」について考えるべく2006年から、政治経済学部で「平和学」の授業を開講しています。そして、聖学院大学がSDGsを推進する根底には「平和学」の学問の礎があります。政治経済学部のオムニバスの科目「社会への扉を開く」は1年次のすべての学生が履修します。高橋愛子先生の回はガバナンスとNGO、そしてSDGsをテーマとしました。学生にレポートを提出してもらいましたが、多くの学生が感想だけでなく具体的なアクションを書いてくれたそうです。

政治経済学部が行ってきた授業や活動の実績などのリソースを活かす形で「産官学連携+SDGs推進+ダイバーシティ推進プロジェクト」がスタートします。本年度の後半には、国連職員などを講師として招き、SDGs及びダイバーシティを主題とした公開講演会を複数回、開催する予定です。こうした取り組みを通じ、SDGsに関心の高い地域の企業や行政とも連携して社会への貢献を行っていくことを考えています。

 

国際機構論(西海洋志 准教授)

春学期開講の「国際機構論」では「国際社会の組織化」という観点から、国連を含む国際機構の歴史や活動、SDGsなどについて学びます。秋学期には「平和学」を開講します。

プロジェクトのリーダーの一人、政治経済学部長・高橋愛子教授

2018年度には、ダイバーシティを主題とした一連の公開講演会を開催し、地域の皆様にもたくさんご参加いただきました。


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