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& Talk_ともに、学ぶ

■行事にも成長のための学びが用意されている

ーー鈴木さんが聖学院中高への進学を決めた理由はなんですか?

鈴木 まず兄、康介が聖学院中高のアドバンストクラスに進学したこと、そして小学校5年生の時に親と聖学院中高の学校説明会や合同説明会に行き、そこで興味を持ったのがきっかけです。印象的だったのは、体験学習がただの行事ではなく本当に学びになっているということでした。糸魚川農村体験学習という宿泊行事の場合、行く前からその土地の歴史、文化などを調べ、SDGsと関連して考え、生徒たちで「その土地の良さを未来に残すには?」というような問いを立てます。その問いの先に体験があるという考え方が、他校と全く異なっていました。そういう説明を聞いて、聖学院中高に行きたいと思いました。
 

玉木 体験学習は、行けば終わり、行けば解決という行事ではありません。できれば生徒が何かに気づいて、モヤモヤした状態で帰ってきてほしいと思っています。モヤモヤしていると、ふとした時に「そういえばあれ、何だったんだっけ?」と思い出します。そうすることによって深まっていく学びがあります。中学2年生は山に行き、中学3年生は農村体験をします。高校1年生の時にソーシャルデザインキャンプというフィールドワークを行い、高校2年生で沖縄に行き平和について考えます。考える規模が少しずつ大きくなっていくよう設計しています。
 

■自分で選んで自分で学ぶから主体的な学習姿勢が身につく

ーー教員を目指したきっかけと今大切にしていることは何ですか?

玉木 聖学院高校の時の担任の先生がとてもよく接してくれました。その先生のようになりたいという憧れを抱いて教員を目指しました。大学では物理を学び、大学院の博士課程まで研究を続けていました。大学院の時に身につけたことが今教員としての行動の指針になっています。それは「気になる」を大切にするということです。研究者はみんな気になるとか知りたいという興味関心が最初にあり、それを解き明かすために研究をします。気になったことを調べて考え結論を出す。このサイクルが身につけば様々な場面で役に立ちますし、勉強に置き換えることもできます。ですから生徒にはいろいろ気にしてほしい。そして調べてほしいです。調べる時に、どう調べたら良いのかも自分で考えられるようになったら素晴らしいと思います。
聖学院中高には今「Learner」という考え方があります。教えられるのではなく、自ら興味関心をもって探究する学習者のことです。研究者の姿勢と同じで本当に良い指導目標だと思います。そして、その「Learner」の入り口として聖学院中高では自学という学習法を取り入れています。
 

鈴木 自学は、自分が興味を持ったことを自宅で調べる勉強です。教科に限らず好きなことをできるので、自分の興味関心を突き詰めて学べます。帰りのホームルームで「できたこと生徒手帳」という手帳にその日何をやるかを書き、そのスケジュール通り学ぶので時間管理もできます。
聖学院小学校にも自学はあります。高学年の時は英検の勉強をしていました。自発的に机に向かって勉強するきっかけとなったのが自学です。
 

新井 やらされるのではなく自ら選ぶ。選んで学ぶ主体的な姿勢を身につけるために小学校でも自学を取り入れています。今はインターネットが普及している分、子どもたちの探究心も強くなってきていると感じます。全員が同じ勉強をするのではなく、その子の興味にあわせて時間を使っていくことが大事だと思います。
 

玉木 研究で一番大変なのは最初の「何を調べるか」を自分の中から出すことです。興味があることや気になることに常日頃から目を向けていないと出てくるようにはなりません。今、聖学院小学校にも自学があると聞いて驚きました。小学校からそういう積み重ねがあるというのはとても素晴らしいことです。

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