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& Talk_プロジェクトで、描くミライ。

――聖学院大学では2019年から「学食寄付メニュープロジェクト(以下寄付メニュー)」を推進しています。 このプロジェクトは大学4号館の学生食堂で特定のメニューを注文すると、その売り上げの一部が国連WFP協会(以下WFP)を通じて飢餓に苦しむ人たちへの寄付になるというものです。初年度はテレビ埼玉に取り上げられ社会的に大きな反響がありました。一方、聖学院中高では2016年から校舎で養蜂を行う「みつばちプロジェクト」を展開しています。養蜂に加え、収穫したはちみつを商品化して販売しています。2020年には生徒と卒業生による会社として法人化しました。いずれも社会貢献に加え、思考力、判断力、表現力、協働性などを育てることにもつながっています。

「寄付メニュー」の学生チームPetite Arche(以下プチ・アルシュ)の設立者・新井乾斗さん、そのメンバーの栗田実夕さん、宗川麻莉香さんと「みつばちプロジェクト」の篠原飛陽さん、そして「寄付メニュー」にも関わり、聖学院中高で授業をしたこともあるWFPの瀬上倫弘さんに、それぞれのプロジェクトとそこから見える聖学院の教育についてお話しいただきました。

■「寄付メニュー」がつなぐプロジェクトの輪

ーーチャプレンとは、学校においてどのような役割を担われていますか?

新井 「寄付メニュー」はプロジェクト考案のメニューを食べると、売り上げの一部が寄付につながるという企画です。またこの活動を通じて多くの人にSDGsやWFPのことを知ってもらい、一人ひとりのアクションにつなげたいという思いも込められています。元々の企画を考え、ロードマップを敷いてくださったのは先生方です。先生、4号館の学生食堂レパスト(以下レパスト)、寄付受け入れ先のWFP、そして先生に声をかけてもらった学生たちの4者でスタートしました。先生方が、社会貢献をしつつ学生の学びになることを目指していたので、運営は私たち学生に任せていただきました。私たちが行った主な活動はメニューの考案と広報活動、そして関係各所への協力依頼と連携でした。瀬上さんとお会いしたのもこのプロジェクトがきっかけでした。

瀬上 私はWFPの中のファンドレイジングという、皆さんから寄付や支援を集める仕事をしています。具体的には定期的に学校等に赴いて出張授業や講演、グループワークを行い、食糧支援の必要性や社会課題について理解・共感をしてもらう仕事です。その講演の一つに参加されていた聖学院大学の西海先生に声をかけていただき「寄付メニュー」に参加させていただくことになりました。

新井 企画としては寄付や社会課題の周知が目的ですが、レパストの売り上げにつながることも持続可能という観点からは必要です。そのため本当に売れるメニューを目指し、上智大学でヒアリングを兼ねて試食ツアーなども行いました。結果として給食約750食分の寄付ができ、テレビ埼玉が取材に来てくれました。瀬上さんと知り合えたことも含め、どんどん私たちの想定を超えたところまで発展していって、自分にもこんな大きなことができるんだとやりがいと自信を感じました。その時の感覚はとてもよく覚えています。

瀬上 授業を聞いているだけではなかなか得られない経験だと思います。他校で、ヴィーガンを使った学食寄付メニューを実施してみたいけど1人だからできないという相談を受けたことがあります。その学生に新井さんたちが進めているプロジェクトのことを話したら「頑張ってみます」と言っていました。新井さんの経験はこのプロジェクトを超えて勇気が必要な人をエンパワーメントしています。これも連携や協働の一つだと思います。

新井 「寄付メニュー」のために一定期間だけ集まったメンバーでしたが、活動を続けるうちにメンバーが増えていきました。そこで、先生方の後押しもあり、学生主体の団体プチ・アルシュを立ち上げました。


~「みつばちプロジェクト」のタイ・児童養護施設支援~
【同プロジェクトはクラウドファンティングでタイ・チェンライの「メーコックファーム」(児童養護施設)の支援を行いました。貧困に苦しむ地域の子どもたちを支援する取り組みです。寄付者へのリターン商品として、同プロジェクトが製造するはちみつ入りのクラフトジンジャーエールやジャムが送られます。この支援の中心メンバーの1人が篠原さんです。】

 

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