聖学院のSDGsに向けた教育活動

SDGsの日本での認知率は社会全般で86%、内容まで理解している人は34%(電通「SDGsに関する生活調査」2022年)と、日本社会の中に浸透してきました。特に10代の理解率は高く、また実践意欲も高いという結果が出ています。SDGsが身近なものとなり、誰かがやるのではなく、自分たちが取り組まなければいけない課題であるという意識が高まってきていると考えられます。

聖学院では、聖学院ビジョン2018-2023の中で、「『誰一人取り残さない』世界の実現を目指して」というキーメッセージを掲げて、教育活動を推進しています。駒込キャンパスでは「教育デザイン開発センター」において、児童・生徒主体の「防災エコプロジェクト・ワークショップ」を開催するなど、SDGsについて学ぶだけではなく教職員と児童・生徒が共に活動するステージへと進んでいます。聖学院大学では、「サステイナビリティ推進センター」が始動し、サステイナビリティに関する問題意識を大学での研究・教育に組み込み、企業や自治体とともに社会課題の解決に取り組む司令塔の役割を担っています。

SDGsにおける教育の役割はアジェンダの一つである「教育」に取り組むことだけではなく、教育を通して社会課題に目を向け、それを解決する力を養うことです。ここに教育と聖学院のミッションがあると考えます。聖学院各校では、人と関わり痛みを分かち合うことのできる人、学んだ知識を行動に変え実践することのできる人を育て、社会をよりよくしていくことを目指して日々の教育活動を行っています。

※聖学院各校のSDGsに関する取り組みについては、以下の東洋経済ACADEMIC記事や COE (コミュニケーション・オン・エンゲージメント)、聖学院のSDGs特集記事検索をご覧ください。

聖学院の取り組み

東洋経済ACADEMIC掲載記事


2020

2021

2022

SDGsとは

2015年9月、全国連加盟国(193国)は、より良き将来を実現するために今後15年かけて極度の貧困、不平等、不正義をなくし、私たちの地球を守るための計画「アジェンダ2030」を採択しました。この計画が「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)」です。SDGsは、ミレニアム開発目標で十分に手を打てなかった課題に加え、Rio+20で議論された深刻化する環境問題など17の目標と169のターゲットに全世界が取り組むことによって『誰も取り残されない』世界を実現しようという壮大なチャレンジです。(出典:グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパンWEBサイト)

グローバル・コンパクトへの署名・加入

学校法人聖学院は2018年4月、グローバル・コンパクトに署名・加入し、SDGsを目指した活動を行っています。2019年7月に第一回目の COE (コミュニケーション・オン・エンゲージメント)、2021年7月に第二回目の COE 、2023年7月に第三回目の COE を提出しました。

COE(コミュニケーション・オン・エンゲージメント)

17の目標とは

▼こちらからグローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパンサイトへお進みください。

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