お知らせ

  • 各校情報
  • 聖学院みどり幼稚園
  • ASF情報

FOCUS リーダーズメッセージ_聖学院みどり幼稚園

欅、百合の木、クヌギの大木がそびえる園庭では
子供たちが縦横無尽に走り回っています。

神さまの愛の中で

 

今私たちは新型コロナウイルスの拡散という困難な状況に直面しています。
みどり幼稚園は広い園庭をもち、さらにはその保育形態などから比較的3密を回避しやすい環境にあり、3月中は通常保育を行い無事卒園生を送り出すことができました。

しかし、4月以降も感染拡大が一層進む中で、毎日新しい展開に翻弄されながら入園式や始業式は行えましたが、緊急事態宣言によって休園せざるを得ない状況となりました。
現在は、国中あげての自粛により次第に収束に向かいつつある状況ですが、今回の騒動はこれからの私たちの生活や教育に大きな影響を残すと言われています。

おそらくそう遠くないうちに緊急事態宣言は解除され、幼稚園の休園措置も解かれることになるでしょう。
小学校以上では学習の遅れを懸念する声も大きくなっていますが、それ以上に、幼児期における自然との触れ合い、家族以外の人たちとの関わりや社会体験(集団活動)など、人間形成の基礎が培われる大切な機会が失われかねないことによる影響が心配されます。

勉強はできるが人の心が分からない人、独りよがりで他人と協力しようとしない人、指示待ちで自ら問題の解決をしようとしない人。幼児期に求められる非認知的スキルの獲得は大人になってからでは難しいと言われているからです。
知的な学びはこれからいつでもできるでしょう(受験などは別の問題です)。しかし、この時期の子どもたちにとっては経験こそが大切な財産なのです。

新型コロナウイルスの影響により、できるだけ人と人が接触しないことが推奨され、社会における人同士の連携や関わり方が変わっていくとするならば、人間らしさを涵養する幼稚園教育をこれまで以上に大切にしたいと考えています。
元気に広い園庭を駆け回る子どもたちの笑顔が再び戻ってくるよう切に祈ります。
(原稿執筆/2020年5月20日)

 

木登りのほか、果実の収穫やウサギの世話など

自然豊かな環境ならではの経験ができます。

 

夏にはみんなで水遊び。年長の子が年少の子の

サポートをして人との関わりも学んでいきます。

 



山川 秀人 園長

1989年より聖学院大学・女子聖学院短期大学学長秘書、その後学長室長、学務部長、総務部長、人事部長等を経て2010年より統括総局長。
2013年聖学院大学附属みどり幼稚園(現、聖学院みどり幼稚園)副園長、2014年より園長。2018年からは事務総局長を兼務。

ページの先頭へ