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「Fellows」#02 聖学院大学復興支援ボランティアチーム SAVE (Seigakuin All Volunteer Effort)

学校法人聖学院の設置する聖学院大学、女子聖学院中高、聖学院中高、そして聖学院小学校には、多種多様な運動部、文化部、クラブ、サークル、プロジェクトなどの団体があり、学生、生徒、児童たちが、楽しく、そして真剣にそれぞれの活動に取り組んでいます。
これから、そうしたクラブやサークルなどで活躍する聖学院の仲間たちをたくさん紹介していきたいと思います。

#02 聖学院大学復興支援ボランティアチーム SAVE

代表 玉之内 菖(心理福祉学科2年 東京都 駒込高校出身)
“2020年1月10日(金)“聖学院大学ボランティア・まちづくり活動助成金事業”の活動報告会が実施されました。聖学院大学は大学同窓会の協力のもとで、2015年から学生の活動団体を助成金によって支援しています。毎年、6月に行われる公開審査会によって、支援金が団体に割り振られ、1月には報告会を実施します。活動団体の一つ “防災戦隊マモルンジャー”の代表として報告会に参加していた玉之内 菖(たまのうち あやめ)さん。実は2011年から続く復興支援ボランティア団体SAVEの2020年の新代表者でもあります。今回は、SAVEの活動について玉之内さんに取材をさせていただきました。

−SAVEは聖学院大学を代表するボランティア活動団体の一つだと思っています。具体的にはどんな活動をされているのですか?

玉之内 SAVEは発足されて今年で9年目になります。SAVEの主な活動は、年3回のボランティアスタディツアーの実施です。4月の「桜プロジェクト」、8月の「よいさっ!プロジェクト」、そして12月には「サンタプロジェクト」を実施しています。その3つのスタディツアーの企画・実施が主な活動となります。私は入学して最初の「桜プロジェクト」には参加していないのですが、その後SAVEに所属することになって、「よいさっ!プロジェクト」の前の6月に、一般の学生の募集はしていない、新加入の1年生のための釜石ツアーに参加したのが釜石への最初の訪問でした。以降、現在まで、おおよそすべてのツアーに参加しています。

「桜プロジェクト」

釜石市鵜住居地区における復興支援として、さいたま市盆栽町の盆栽園「清香園」の協力により、盆栽桜を届ける企画としてスタート。2012年から毎年実施をしていましたが、2018年で盆栽桜のお届けは終了し、2019年からは「清香園」の協力により盆栽の育て方をお伝えする「盆栽講座」を実施しています。

「よいさっ!プロジェクト」

2012年に復活した釜石の夏の風物詩「釜石よいさ」に踊り手として参加すること、子ども遊びのイベント「かまっこ★あそびーらんど」などの実施をメインとするプロジェクトで聖学院中高との連携で生徒が参加しています。

「サンタプロジェクト」

釜石・大槌郷土料理研究会の方から教わる郷土料理づくり、「こどもクリスマス会」など交流活動をメインとしたプロジェクトです。

-いつもたくさんの人数でツアーに出かけていますよね。現在、SAVEにはメンバーはどのくらい所属しているのですか?

玉之内 現在は45名くらいの人が所属しています。多いといえば多いのですが、近年はだいたい40名以上のメンバーがいたので、今年が特に多いということではないと思います。

-代表者が玉之内さんで、あとはどのような役割がありますか?

玉之内 副代表が2名います。それから会計も2名います。そして、今年は広報担当ができました。広報は3名います。ですので代表の私を入れて8名の幹部で団体の運営をしています。8名の誰もがすごく想いが強いので、SAVEの今後について、何度も話し合いを繰り返しているのですが、なかなかまとまらなくて。

-スタディツアーは主に幹部で企画されているのですか?

玉之内 ツアーは最初に顔合わせということで集まって、自分の想いや、やりたいことなど意見を言い合って、アイデア出しをします。これは、8名でということではなくて、SAVEのメンバーで、やりたい人たちが自発的に立候補という感じで集まっています。

-玉之内さんは1年生のときの12月の「サンタプロジェクト」でリーダーを務めたとお聞きしましたが、リーダーとはどのような役割なのですか?

玉之内 スタディーツアーは、願いの共有、アイデア出し、計画、実行、振り返りというプロセスがあります。参加人数も多いので、ツアーごとに4、5名のリーダーを決めます。ツアーの実施から振り返りまでを中心となってまとめるのがリーダーです。リーダーは立候補で決まります。私は1年生のときにリーダーを経験させていただいたのですが、それはその後の自分に大きな影響を与えたと思います。リーダーは本当にたいへんで、正直、楽しい仕事ではないのですが、自分たちが作ってきたものに対して、みんなが協力して動いてくれて、結果がみられる、ツアーを終えて得られる達成感は何ものにも代えられないと思います。「指示に従って行動するのなら良いけど、リーダーはちょっと」という人は多いです。自分もそうだったのですが、成長や達成感など得るものは多いので、ぜひリーダーを経験してもらいたいと思います。

-これからのSAVEについてお聞かせください?

玉之内 まもなく東日本大震災から10年を迎えますよね。SAVEは震災のあった2011年から活動をしていて、たくさんの先輩方が関わってきました。そうした先輩方の想いを受け継いで、途切れることなく次へつないでいく使命があるのはもちろんですが、時を経て、変わるべきこと、変わってはいけないことを見極め、釜石の人たちとも話し合い、SAVEとしてどう関わるべきか、あらためてスタディツアーの意義を考える必要があると思っています。

―大学生活を通して、ボラセン(ボランティア活動支援センター)との関わりが深いと思いますが、玉之内さんにとってボラセンとは何ですか。

玉之内 ボラセンの皆さんはよき理解者であり、ボラセンは私の居場所だと思います。

-最後に、玉之内さんの目指していることをお聞かせください。

玉之内 人と関わることが圧倒的に多くなって、本当に人って一人では生きていけないと思って、SAVEの先輩方の存在をすごく大きく感じていました。ボラセンやSAVEの仲間、先輩方、そして大学の先生や職員の皆さん、たくさんの人から支えてもらっていると感じています。そうやってたくさん助けてもらっているから、自分も誰かを支えていかなきゃと思います。
今、授業やゼミで、家族や子どもについて学んでいることが多いです。目指している社会は、そうですね、すべての子どもたちがシアワセになれる社会になって欲しいと願っています。

-今日はありがとうございました。これからも頑張ってください!

(2020,1,21取材 )

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