子どもたちの成長

2018/03/19   先生のことば

一年間、聖学院幼稚園の保育にご理解とご協力を賜りましたこと、心より御礼申し上げます。

また、先日の参観日にはお父様、お母様をはじめとして多くの家族の方がご来園くださり、まことにありがとうございました。年少組の保護者の皆様は初めての参観日でしたから、前年との比較はできなかったわけですが、それでも入園当初のこととくらべて我が子の成長を感じられたのではないでしょうか。また年中組、年長組の保護者の皆様はお子様が一年前や二年前と比べて色々な面で大きく成長したことをお感じになったに違いありません。私は全ての学年の発表を見ることができました。もちろん、昨年や一昨年との比較で考えても、年中組、年長組はできることが増えましたし、仕草の一つ一つに大きな成長を感じました。けれども、年少から年長までの発表を短い期間に続けて見ることによって、「できるようになった」こと以外の成長にも気づくことができました。

 私が大きな成長と感じたのは、学年が上がるに従って、子どもたちの心に「みんなで」と言う意識が高まっていたことです。年少組はみんな一緒に合奏、歌、劇をしてはいますが、まだみんな一緒という意識はありません。自分が演奏したり、せりふを言ったりすることに一生懸命で、友だちのことには無頓着です。それが年中組になると少しずつ「みんなで」と言う意識が出てきます。まだまだ自分が中心ではありますが、台詞が出てこなかった友だちにそっと教えてあげると言ったことが見られます。年長組ははっきりと「みんなで一緒に」という意識があります。出し物を紹介する子どもたちの言葉に「みんなでがんばります。」との言葉が何度も出てきたのも、その表れです。台詞が出てこなかった友だちに台詞を教えてあげる場面もありました。代表してあいさつする友だちに送る視線にも励ましを感じました。ホールから出てフッと息を吐きながら、目と目を合わせてうなずく子どもたちもいました。年長組の子どもたちは自分ががんばったことはもちろんですが、みんなで演じたことに喜びや充実感を持ったことがわかりました。

 聖書のローマの信徒への手紙12章15節に「喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣きなさい」との言葉があります。私は聖学院幼稚園の子どもたちに友だちの喜びを自分の喜びとし、悲しみの中にある友だちには真に寄り添う事の出来る人になってほしいと願っています。自分ができたことだけでなく、友だちにも気持ちを向け、共に演じたことに喜びを感じる姿を見て、子どもたちが順調に成長していることを参観日でも確認することができたのは大きな喜びでした。

園長 佐藤慎

 

月別アーカイブ

sub_blogside
ページのトップへ戻る