クリスマス、そして新しい1年

2018/01/11   先生のことば

 1ヶ月前の幼稚園は、何処のクラスからも賑やかで楽しいクリスマスの歌が聞こえてきて、ホールでは順番にページェントや合奏をする子どもたちの姿があり、本当に「心躍る」日々でした。あんなに華やかで楽しげだったクリスマスの飾りは幼稚園にも街の中にももうありません。 12月25日を過ぎるとすぐ「新年」の準備が始まり、ツリーが門松に付け替えられていき、もう暫くクリスマスの余韻に浸りたくても、「年越し」・「新年」という言葉に追い立てられていくような感じを受けてしまいます。

 先日まで、聖学院小学校と幼稚園の外壁に貼り紙がありました。「キリスト教の暦では1月初めまでをクリスマスシーズンとしております。それまでの間、主イエス・キリストのご降誕をお祝いし、イルミネーションの点灯をしております」 以前、12月25日を過ぎても夜になるとイルミネーションが点いていることにご注意を受けたことがあったのです。

 12月15日に行った幼稚園のクリスマス会、今年も年長組が立派にページェントを演じてくれました。「3人の博士とは…?」聖書には人数は書いてありません。黄金・乳香・没薬という捧げものが3つであったことから「3人」という表現になっていると言われています。イエス様が生まれた馬小屋に1番最初に訪れたのが羊飼い。最後に到着した博士たち(占星術者)はだいぶ後の1月6日で、これを「公現日」と呼び、この日までイエス・キリストご降誕をお祝いする時が続くのです。ですからクリスマスの飾りは1月6日まで出していてよいのです。年末にあるTV番組でこの話題を取り上げていました。キリスト教への関心や疑問が身近なものになっているように感じました。毎年ページェントを演じる年長組の子どもたちが、まず「クリスマスの出来事」を知ります。練習をする過程で、一人ひとりの心にしっかりと刻まれたことと思います。年中・年少組の子どもたちは、きっと「あの衣装が着てみたい」、「あんなふうに台詞を言ってみたい」と憧れと期待を持って年長児の姿を見ていたことでしょう。そしてクリスマス会当日、女子聖学院チャペルに足を運んでくださった方たちには、年長組がページェントを通してクリスマスの本当の意味を伝えてくれました。嬉しいことです。我が子の、孫の、可愛い姿を見るために、クリスマスを一緒に祝うために・・・様々な思いでいらしてくださったクリスマス会、今年度、私は主幹となりページェントでの役割・ポジションも変わりました。昨年度まで島田先生が立っていて子ども達の出番や流れを見守っていた場所…舞台袖、この場所からは、子どもたちが一生懸命演じている横顔や後姿の先に、暗い客席の中ではありましたが、見ていてくださる方たちの温かい笑顔がしっかり見えました。とても素敵な場所でした。そして、ここにも神様の導きを感じました。星が博士たちを導いたように、神様が大勢の方々を導いてくださり、一緒にお祝いすることが出来ました。クリスマスを祝い礼拝するのは1年の終わりの12月。その12月に嬉しい導きを感じ、新しい年を迎えることができました。

                      

                                  主幹 田村 幸

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