新しい一歩

2017/03/17   先生のことば

卒園式を10日後に控えた幼稚園で年長組とのお別れの会がおこなわれました。1年間、年長組は小さい組の子どもたちにとって本当に素敵なお手本でした。礼拝や行事等で垣間見る年長組の立派な姿、おみせやさんごっこやどうぶつえんごっこで楽しませてくれたお兄さん、お姉さんは頼もしく憧れの存在でした。年少組にとっては入園式の日からエスコートや身支度・お弁当の準備など、お手伝いしてくれた優しい年長組さんでした。その年長組が卒園するということは、この年齢の幼児にとってはもしかすると初めての身近な人とのお別れを感じる時ではないでしょうか。

 お別れの会ではそんな年長組に手作りの冠や歌をプレゼント、年少組も保育参観の時の歌を替え歌にして精一杯の「ありがとう」を表現していました。そしてお礼に年長組は『はじめの一歩』に手話をつけて歌いました。♪今日から♫ 何もかもが♫ 新しい~♪と自信を持って歌う姿は新しい一歩を踏み出そうとしている年長組にぴったりでした。本日、幼稚園を巣立つ年長組、そして進級する年中・年少組の子どもたちと保護者の皆さまの、新しい一歩が守られますように祈ります。

 私はこの3月で聖学院幼稚園を退職いたします。幼稚園から小・中・高校と14年間、非常勤の時期を含めて33年間、聖学院幼稚園で過ごしてきました。振り返ると47年間の聖学院での日々はすべて導きだったと感じています。特に震災後の数年は卒園生の私が主幹としてここに居る意味、神様のご計画を感じていました。様々な機会にお伝えしていますが、あの時、園の方針を支持して励まし応援してくださった在園生・卒園生の保護者の皆さま、寄り添い支援してくださった法人の各学校の先生方・旧職員の先生方にこの場をお借りして改めて心から感謝申し上げます。

 笑顔や素直な言葉で元気をくれた子どもたちと、そして何より、困難な時を一緒に過ごしてきた同僚の先生方、知恵と心をフル回転させて乗り越えた日々は何ものにも代えがたい私の宝物です。これからも子どもたちの笑顔が溢れる聖学院幼稚園でありますよう祈り続けます。

 ♪勇気を持って大きく♫ 一歩♫ 歩き出せ♪と、歌声が心の中に響いています。

主幹 島田 尚子

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