父であること 母であること

2015/06/03   先生のことば

 子どもたち、主に結ばれている者として両親に従いなさい。それは正しいことです。
 「父と母を敬いなさい。」これは約束を伴う最初の掟です。
 「そうすれば、あなたは幸福になり、地上で長く生きることができる」という約束です。
       エフェソの信徒への手紙 第6章 1節〜3節               

 

kinda_kotoba001 5月13日に行われた母の日の礼拝、保育参観に多くのお母様がご参加くださいましたこと、御礼申し上げます。当たり前のことではありますが、子どもたちにとってお母さんの存在は特別です。いつもでしたら幼稚園の玄関で、お父さんやご家族の方が幼稚園に送ってくださる日には家の玄関でお母さんと離れるのに、お母さんが帰りまで幼稚園にいてくださることで、朝からうれしそうにしている子、少し興奮している子、泣いている子(お母さんの顔が見えるとそばにいきたくなってしまうのですね。)どの子もいつもとあきらかに違う様子でした。

 そんな子どもたちに母の日の礼拝で、私は冒頭の聖書の言葉から、「母の日にもらうカーネーションやプレゼントをもちろんお母さんはとてもうれしいけれど、一番のプレゼントはみんなの体と心が健康なことです。そして体と心が健康であるためにはおかあさんの言うことをしっかり聞くことが大切です。」と話しました。

 一方でこの聖書の言葉は親の責任の大きさを示唆しています。なぜなら、子どもに「両親に従う」ことを求める時、親には正しさが求められるからです。昔から「子は親の鏡」といいますが、私たちはそのことを自覚しなければなりません。しかし現実には私たちも親として間違うことがあることも事実です。ほめることが大切だと知りながら、つい小言の方が多くなってしまう自分がいます。いらいらを子どもにぶつけてしまう自分がいます。きつい言葉や態度で子どもに接してしまう自分がいます。けれども子どもたちはそんな私たちでも、無条件に「大好き」といってくれる、無条件に愛してくれる存在なのです。子どもが与えられていることはなんと幸せなことでしょう。

 ですから、母の日、父の日を子が親に感謝する時としてだけでなく、子を持つ者が父であること、母であることに感謝する時、親としての自らを振り返る時として覚えたいと思うのです。幼稚園としての母の日は終わりましたが、6月にはお父様、お母様をお招きしてファミリーディが行われます。私たちはこの日を子どもたちが元気に楽しく活動していることをお父様、お母様に観ていただくことを通して感謝の気持ちを表す日として設定しています。同時にファミリーディが父であること、母であることに喜びを感じ、感謝する日となるように願っています。

園長 佐藤 慎

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