先生のことば
学校だより「けやき」第379号 (2009.01.30発行)
風の子も風邪には注意しましょう
今は大寒で一年のうちでもっとも寒い季節ですが、聖学院小学校の校庭では子どもたちが寒い早朝にもボールなどで元気に遊んでいます。ちょっとでも遊ぶ時間があれば教室から校庭に走り出していく子どもたちの姿をみると、「子どもは風の子」という言葉を実感させられます。
でも無理をして風邪をひかないよう気をつけましょう。水曜日の校庭礼拝のときに半袖・短パンの体育着だけで校庭に出てくる子どもがいますが、大丈夫ですか。その格好で寒そうにして両手を短パンのポケットにつっこんでいる子もいますよ。真冬の朝は風がなくても寒く、風があればいっそう体が冷えるので、上半身だけでもジャージーの上着を着ましょう。運動して体が熱くなったら脱げばいいのですから。また、登校のときなどに両手をポケットにつっこんで歩くのは、転倒したときにとても危険です。手が冷たければ手袋をして歩きましょう。
冬休みに入る前に、風邪の予防について養護教諭の伊地知先生が全校児童にお話をしてくださいました。手洗い、うがい、換気、マスクなどについてでした。先生は指や爪まで洗い方を子どもたちに教え、うがいの音も実際に出してわかりやすく実演してくださいました。保健室で先生が指と指の間や手首までいつもきちんと洗っていらっしゃる理由がよく分かりました。幼稚園児が先生の指導を受けた日には、手を洗うのにいつもより時間をかけ、蛇口の前に行列ができたそうです。
風邪やインフルエンザが流行っているこの時期、聖小でもマスクをして登校する子どもたちが増えてきました。最近は形だけでなく、色や模様がさまざまで、ワンポイント模様が付いているもの、一面にお花模様があるもの、チェック柄のものも見かけます。楽しい気持ちでマスクをしているのですね。
マスクといえば一年前の冬休みにドイツ旅行をしたときのことを思い出します。私は風邪をひいていたので白いマスクをして外出しました。イルミネーションがとてもきれいなお店が並びおおぜいの人で賑わっているクリスマスマーケットに出かけたとき、ふと気づくと小さな女の子が私の顔をじっと見つめているのです。どうしてかしらと不思議に思いましたが、はっと気づきました。私がマスクをかけていたからです。見渡すと町にはマスクをかけている人が一人もいませんでした。ではドイツの人はどのようにして風邪やインフルエンザを防いでいるのでしょう。家に帰ったとき手洗いやうがいをきちんとやっているそうです。東京は人が多く人口密度も高いので、手洗いやうがいに加えてマスクの着用も必要なのだと思います。
寒い寒いといっても、まもなく立春です。一日一日と陽が長くなっていきます。「風の子」である子どもたちも、風邪にかからないように、また他人にうつさないよう注意してこの寒い時期を乗り越えたいものです。2月には宿泊行事があります。3・4年生の「冬の学校」と6年生の修学旅行です。参加する皆さん全員の健康がまもられ楽しい学びの時となることを心から願っております。
校長 村瀬聰子






