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先生のことば

未来を担う子どもたち

緑のオリーブ No.17

 

 秋風が吹き、戸外での活動が心地良い季節となりました。先日の土曜日には、近隣の多くの公立小学校で、運動会が行われ、ご案内をいただきました。私も、卒園生の子どもたちの姿が見たくて出かけて行きました。広い校庭いっぱいに広がりながら楽しそうにダンスをする1年生、リレーのバトンを受けて夢中で走る4年生、応援団になって活躍している6年生とみんなの生き生きした姿を見ることができ、うれしい気持ちになりました。また、「幼稚園のころからの夢だった看護士を目指して、理系に進みました。」という高校生や、「自分は今、学童の仕事をしています。」という大学生にも会うことができ、幼稚園を巣立った子どもたちが、それぞれの場で、今の時を一生懸命生きていること感じることができました。もちろん、毎日の中には、勉強や友だちのことで悩んだり、上手くいかない事や、進むべき道が見えない事もあるでしょう。でも、そのひとつひとつがきっと大切な経験となり、どんな大人になるのだろう、みんなにはどんな未来が待っているのだろうと楽しみに思いました。

 そして、家に帰り新聞を広げてみると、安全保障関連法案に反対する学生団体「SEALDs」の活動や、テロ思想根絶のためには「兵器より子どもに本を」と語るマララさんの事、そして、途上国の教育支援に関わる女子高校生が増え始めているとの記事を目にし、少しずつ世の中が変わってきていることを感じ、未来を担う子どもたちに力強さと希望を感じました。

 同時に、その子どもたちと共に生きる大人たちの事も考えました。私たち大人は、子どもたちが幸せに生きる事を願います。しかし、ともすると、私が望むように育って欲しいと思ってしまうことはないでしょうか?自分で考え、行動できる人になって欲しいと願うと共に、私たち大人も、大人になっていく子どもたちの思いや考えをしっかり受け入れることのできる者になっていなければなりません。子どもたちが幼い今、まだまだ援助することはたくさんあります。そして、「こうしなさい!」と、大人の思う方向に進めていくこともできます。しかし、ひとりで歩きだす未来を思い浮かべ、人格と人格で向き合うための準備をしていきたいものです。

主任 本田ゆかり

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