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先生のことば

「年度末に寄せて」

緑のオリーブ No.12

 「あ?っ、えんちょうせんせいだ、ひさしぶり?!」「どこにいってたの?」水曜日の朝、子どもたちは私に思い思いの言葉をかけてくれます。兼務のためみどり幼稚園に毎日はいられないことに、申し訳ない気持ちを抱くとともに、私はこのような子どもたちとの交わりをいただけることを心から感謝しております。

 年度の終わりが近づき、年長組の子どもたちはもうすぐ卒園式を迎えます。年中組、年少組も、それぞれの学年での実りの時となりました。今年度も子どもたちは、様々な工夫をしながらお友だちと共に夢中になって楽しい時間を過ごしたり、活動に一所懸命に取り組んだり、みどり幼稚園でかけがえのない経験を積み上げてきました。そのなかにあって全ての子どもたちが、一人ひとりその子どもに相応しい成長を遂げている姿に触れ、私はたいへん嬉しく思っております。

 様々な価値観が急速にカオス的状況になりつつある現代社会にあって、おそらくは今現在の“大人”たちがどのように予測をたてたとしても、“子ども”が生きなければならない将来を、正確さをもって具体的に言い当てることは不可能でしょう。そうであるならば、我々はこの“子どもたち”が、将来どのような環境や状況におかれたとしても、一人の人間としてその人にしか歩めない意味のある人生を、しっかりとした足取りで進んでいける力を育てていかなければならないと考えるのです。私はみどり幼稚園で育った子どもたちが、同世代に限らず心のやりとりを豊かにできることに、深い感銘を受けています。そして、このような子どもたちを次の段階に安心して送り出せることを、また次の学年として迎えられることを、たいへん嬉しく思っております。

 今年度も保護者の皆様のご協力とお支えにより、みどり幼稚園は歩みを進めることができました。皆様には、心からの感謝を申し上げますとともに、今後も主の御導きのもと、子どもたちの幸せと成長を願って歩み続ける幼稚園として思いを尽くし、力を尽くして参りますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

園長 村山順吉

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