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先生のことば

「言葉と心の成長」

緑のオリーブ No.10

 主の年2014年がスタートしました。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 長い冬休みの期間を終えて再び幼稚園にも活気が戻ってきました。子どもたちもまたそれぞれひとまわり成長し、今まで見られなかった新しい発見の連続の毎日です。4月に期待と不安でいっぱいの新入園児が入園してきてから早9ヶ月、最初登園の時になかなかお母さんと離れられず大泣きだったお友だちも、今では逆に泣いている子を見つけて「どうしたの?だいじょうぶ?」と心配そうに覗き込む姿に思わず感動してしまいます。

 子どもたちは食事や洗顔、衣服着脱など自分の身の回りのことができるようになると次第に人間らしさの成長が目立ってくるように思います。そしてそれが端的に表れるのが「言葉」ではないでしょうか。確かにこの時期は、友達との関わりの中で悪い言葉を覚える時期でもありますが、成長過程のひとつとしてあまり深刻に考える必要はないと思います。感情や表現が豊かになり、友達を思いやる心や逆に喧嘩も増えます。「子どもの喧嘩に親が首をつっこむな」などとよく言われますが、叱るのではなく優しくゆっくりと話しを聞いてあげたいですね。子ども自身に考えさせ、語らせることが大切ではないでしょうか。子どもの心の成長はなかなか目には見えにくいものですが、毎日の生活の繰り返しの中で少しずつ子どもたち自身が力をつけていくのですから「もう何歳だから…」などと決めつけるのではなく、じっくり色々なことを経験させてあげることが必要です。

 私自分の経験から確かに子育ては手がかかり、時には辛いことも多くありますが、それでも楽しいものです。そして親にとっての一大プロジェクトでもあります。もし子育ては辛いことばかりだとお考えになる人がいたとしたら、その方はかなり疲れていらっしゃるのかも知れません。親がイライラした気持ちをぶつけたり、投げやりな態度で接してしまうと、将来上手に人間関係を築けない大人になってしまう可能性もあります。精神的にゆとりをもってお互いの心を理解しあう気持ちで接することが、子どもの心の成長を促すのではないでしょうか。

副園長  山川 秀人

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