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先生のことば

「冬枯れの園庭から」

緑のオリーブ No.09

 年の瀬を迎えました。冬枯れた園庭には、太陽のひざしが燦々とふりそそいでいます。そんな中に一寸気になる植物が目につきます。高さが1メートルほどの草です。穂先に黒く固い実がいくつも生っています。ひとつ手に取ってみると、わたしの遥か昔の懐かしい記憶がよみがえってきました。それは「ジュズダマ」と言われるイネ科の植物です。昔は荒れた路地や原っぱに普通に生えていました。子どもたちはその実をポケットに詰め込み持ち帰り遊んだものです。女の子たちはお手玉にしたり、ネックレスにしたりしていましたが、男の子はゴムひもで作ったパチンコの玉に使うのが定番でした。最近ではすっかり見かけなくなり、私にとっては半世紀以上も記憶から消え失せていたものでした。最近は「昔遊び」と言うことばが使われますが、みどり幼稚園では「今、目の前にある遊び」と言えるでしょう。

 もうすぐクリスマスです。プレゼントを楽しみにしている園児も多いのではないでしょうか。2000年の昔、神様はみどり子主イエスを、われわれにプレゼントしてくださいました。英語のpresentは「贈り物」の他に、「現今」とか「現在」と訳されますが、ラテン語の「前にある」の意味から来ている語です。

 神様はわたくしたちに沢山の贈り物をして下さいます。その中でも目の前にある「いま」という時と場を与えて下さっていることを大切にしたい。そして「いま」目の前にいる園児たちとの大切な時間を共有できる幸いを感謝したいと思います。

 休みに入ります。園庭でお友達と遊ぶ元気な姿はしばらく見ることはできません。どうぞ良いクリスマス、そして幸せな新年をお迎えください。「いま」という家族との大切な時間をお過ごしくださいますように。

園長代行  山口 博

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