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先生のことば

「実りの秋と子どもの成長」

緑のオリーブ No.08

 早朝、吐く息の白さに冬の訪れが近いことを感じさせられる季節となりました。しかしまた、この時期はこれまでの園での様々な行事や活動を振り返りつつ、子どもたちの成長を改めて感じとることができる季節でもあります。まさに「実りの秋」と言えるのかも知れません。

 ところで、私たちは嬉しい時や幸せな時には感謝を表わすことは比較的容易ですが、よくよく考えてみると感謝すべきことはもっとたくさんあるように思います。人間として生かされていること、自分たちが生きていく環境があることも、あたりまえのこと過ぎてあまり意識はしませんが感謝の対象でしょう。また、子どもたちの成長が実感できる時には自然に感謝の思いが湧き上がりますが、時には「成長が感じられない」というような時期もあるかも知れません。しかし、植物でも地上の枝葉の状態は変わらなくとも、土の中で一生懸命に根を伸ばしている時期があるのです。そのような時には「成長の段階が色々あることを教えていただいている」と考えてはどうでしょうか。

 今、子どもたちは、これまでの様々な経験をもとにそれぞれ自分自身で選び取った活動を時間をかけて集中して楽しんでいます。決して大人が敷いたレールの上を言われるままに歩くのではなく、自分自身の考えや創意工夫によって自分自身を表現し始めているのです。それはどこに行くレールかはわかりませんが、しかし未来への展望が大きく開かれていることは間違いありません。子どもたちにとって一つ一つの経験は成長の糧となっているのです。

 我が子が与えられていることを感謝し、その成長が守られていることを信じ、共に愛をもって見守っていける家族であり幼稚園であり続けたいと思います。

副園長  山川 秀人

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