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先生のことば

「成長に気づくとき」

緑のオリーブ No.07

 プレイデーの行われた2週間前までは、夏日だったことが夢のように感じられる10月の終わりです。心地のよい秋がおとずれました。園庭の木々を見ていると、朝、昼、夕と時間の経過とともに葉が色づいていくのがわかる速さで変化していきます。こんなに移り変わりが速いのも珍しいことだと自然の不思議に目を向けるこの頃です。

 紅葉の季節になるといつも思うのですが、じっとその木を見つめていても、紅葉していく変化にはなかなか気づくことができないのですが、時間をおいてそこに目をやると、「あ、色づいてきたな」と気づくものです。新芽が伸びていくときもそうです。じーっと見つめていても気づかないその成長も、少し間をおいてみてみると明らかにわかるものです。

 子どもたちの成長も、同じなのではないかと思います。日々の小さな体験が重なり合って少しずつ少しずつ成長していく様子は、なかなか実感にならないものですが、節目ごとに改めてその成長に気がつかされます。少し間をおいて、子どもの姿を客観的に見つめてみることも必要かもしれませんね。

 植物も、世話をしてやることでその成長を助けてやることができますが、過度の世話はかえってその成長を妨げたり、時には枯らしてしまったりするものです。我が家のマンションは、この夏の終わりから大規模修繕が始まりました。植木をすべて室内に入れ、それでも日の当たる窓越しにそれらを置いているのですが、お日様の光が十分とは言えないようですっかり衰弱しています。自然の恵みを受けながら、風雨にもさらされほどほどの試練を受けることも必要なのかもしれないと、改めて感じています。

 プレイデーで見せてくれた子どもたちの育ちの姿を思いながら、成長したお子さんとの距離や、言葉かけ、今までと同じでいいかしら?と見つめなおしてみることも心にとめたいと思います。2学期の後半、子どもたちが生き生きと自分を発揮して過ごしていくことを願います。

主幹  相川 由紀子

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