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先生のことば

「稔りの時」

緑のオリーブ No.013

 3月の、誕生会の礼拝でのことでした。話をする私のことをしっかりと見つめ、一心に耳を傾けている子どもたちの表情は、年度始めとは違うたいへん落ち着いたものでした。私は話が進むに連れ、この子どもたちがただ単に聞く態度が良いというのではなく、話している私の心のすぐそばに子どもたちの心が寄り添っているのを感じたのです。私は話をしながら、実は言葉を超えた心のやりとりを、子どもたちと共有していたように思うのです。

 年度の終わりが近づき、この1年間の締めくくりの時となりました。今年度も子どもたちは、みどり幼稚園でかけがえのない時間を過ごし、様々な活動にも一所懸命に取り組んできました。そのなかにあって年少組から年長組まで全ての子どもたちが、それぞれのペースで、一人ひとりその子どもに相応しい成長を遂げている姿に、私は心からの喜びを感じています。わけても、おそらくはおともだちやまわりの人々と深く交わることを通して成長してきたのであろう、心のやりとりの共有が豊かにできることに、深い感銘を受けています。特に年長組のこどもたちは、本当の意味で、みどり幼稚園で過ごしてきた全ての事柄と時間のうえに、充実した稔りの時を迎える事が出来つつあるのではないかと思うのです。私は、このような子どもたちを次の段階に安心して送り出せることを、たいへん嬉しく思っております。

 本年度、聖学院大学附属として新たにスタートしたみどり幼稚園でしたが、保護者の皆様のご協力に支えられて、今日まで歩みを進めてくることができました。皆様には、心からの感謝を申し上げます。今後も主の御導きのもとに、子どもたちの幸せと成長を願って歩み続けて参りますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

園長 村山順吉

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