1. HOME
  2. 幼稚園だより
  3. 先生のことば
  4. 園だより「緑のオリーブ」

先生のことば

「子どもたちを教師として」(2)

画像の任意のタイトル  前回「総合診療医」の方々の働きを御紹介して、患者の方々を診察させていただくという心構えから実りある医療効果を挙げておられることを書きました。

 今回は前埼玉県教育委員長で、前にキリスト教保育連盟埼玉地区保護者講演会でお話をしていただいた松井和先生の御著書『なぜわたしたちは0歳児を授かるのか-親心の幸福論』から教えられたことを御紹介したいと思います。

 本書で松井先生が繰り返しおっしゃるのは、「赤ちゃん・幼児が親を良い人間にする」ということです。以下説明を加えないで先生の言葉を紹介してまいります。

 ・ 幼児は信じきり、頼りきり、様々な人から「いい人間性」「善性」を引き出してくれる。

 ・ 人間が次の世代に思いを託して進化するかぎり、子育ては「いい人間性」が育まれる原点なのです。…「一人では生きられない幼児たちの信頼に応えようとすること」が、人間性が育まれる原点にあります。

 ・ 「子育て」を「親心が育っていく過程」と見れば、こうした人間関係の絆、信頼が生まれることこそが、子育ての目的なのです。

 ・ 人が別々に歩いてきた道が、乳児によって結ばれる。生後三ヶ月の赤ん坊が存在する限り、人の心が一つになる次元が存在しているのです。

 松井先生によると、まことに赤ん坊・幼児こそは私たちにとって最良・最高の教師であって、幼児の魂、いのちにふれて私たちは人間と成っていく。この神秘な事実を謙虚に受け入れる時、私たちも幼児たちによって成長させてもらえるのです。

園長 濱田 辰雄

先生のことば一覧ページへ戻る
▲ページTOPへ