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先生のことば

「塩で味付けられたことば」

画像の任意のタイトル  長い夏休みが終わりました。みなさんはどんな夏休みを過ごされたでしょうか?私たち保育者も夏休みは様々な研修の時が与えられ、いろいろな刺激や知識を得て、保育に対する思いを深め、力を蓄える恵みの時です。

 そんな夏休みのある日、電車の中で年中児位の男の子と赤ちゃんを抱っこしたお母さんの姿を目にしました。電車に乗っている時間が長くなってきて男の子はだんだん飽きてきたようです。「どこでおりるの?」「そのあとどうするの?」と繰り返しお母さんに聞いていました。すると、赤ちゃんと荷物を抱えたお母さんも疲れてきたのでしょう。「うるさい!もう、何回も言ったでしょ。お母さんは怒ってるの!=話しかけないで。」と答えていました。私はこういうことってあるなと思いつつ、でもこの男の子はどうしたら良いのだろうなどと考えてしまいました。また遊園地では「おまえ、ばっかじゃねーの!いらねえよ!」と言いながらスタスタ歩く父親の後ろを小走りについていく女の子の姿を見かけ、「この子は自分の事を大切な存在と思いながら、大きくなっていくことができるのかな?」などと勝手に心配をしてしまいました。

 一方、夏期保育では年長女児に頼まれ、手をつなぎながら探しものをしていろいろな保育室を回ることがありました。「すみません。小さな西瓜のおもちゃを見ませんでしたか?」と聞くと、「あー、○○ちゃんがもってプレイルームにいったよ。」と教えてくれました。そこで「ありがとうございました。」とお礼を言うと、「どういたしまして。」と笑顔で返してくれた子どもたちの言葉に、何とも‘穏やかで心地の良いひと時’と感じる時がありました。

 聖書にある「いつも塩で味つけられたやさしい言葉を使いなさい。」(コロサイ4・6)という聖句が思い出され、お互いが恵みに満たされ優しい心になる言葉を使っていきたいものと感じさせられたひとときでした。

保育主任 本田 ゆかり

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