1. HOME
  2. 幼稚園だより
  3. 先生のことば
  4. 園だより「緑のオリーブ」

先生のことば

「混迷の時代にあっても」

画像の任意のタイトル

 3月に入り、様々なことが締めくくりの時を迎えようとしています。この1年を通じて成長してきた子どもたちの姿に、しみじみとした喜びを感じる共に、子どもたちが今のクラスで過ごすのも、あと僅かであることを感慨深く思わずにはいられません。

 ところでここのところ、社会の状況は世界的に混迷を深めています。人々は「共通の敵」が具体的に見えている間は結束しやすく、それが政府をひっくり返すような大きなパワーを産み出すこともあります。またそれが時代のニーズに対する応えでもある場合も確かにあるのですが、いつの時代を振り返っても、「共通の敵」を倒した後は様々な主義主張がぶつかり合ってさらなる大混迷が始まり、暫くはその状態が続くのです。現代のように情報が瞬時に世界を駆け巡る時代にあっては、世界のどこかで何かが起きれば、世界中のどこにあっても必ずその影響を受けるのです。したがって、今我々の目の前にいる子どもたちがこれから生きなければならない社会が今後どのような状況になっていくのか、簡単には予想がつかないというのが偽らざる現状でしょう。

 いつの時代に産まれた子どもたちであっても、掛け替えのない意味深い生き方ができるために必要な「力」を育むには、具体的に今をどのように大切にして過ごせば良いのか、常に考え続け実践に移す努力を続けてきたこの取り組みを、年度内の残り少ない日々の中にあっても、真剣に続けていきたいと思っています。

副園長 村山 順吉

先生のことば一覧ページへ戻る
▲ページTOPへ