子どものいる風景
長かった夏休みが終わり、また幼稚園に子どもたちの元気な姿が戻ってきました。みなさんはどんな夏休みをお過ごしだったでしょうか?幼稚園という家庭以外の場所を持ち、毎日そこに通うというリズムができていた生活から一日中子どもが家庭にいるという毎日は親子がより親密になる時であり、楽しかったり大変だったりしたことでしょう。
私たち保育者も、この時期はいろいろな研修に参加する機会を得、たくさんの刺激を受ける時でもあります。法制が変わったり、世の中が変わったりと子どもを取り巻く環境は必ずしも良い状況ではないことは感じられます。しかし一方で、子どもや子どもを取り巻く環境のことを真剣に考え、子どもたちの育ちをしっかり守ろうとする人や考えがあることにも触れ、頼もしく思い、勇気も与えられました。
埼玉県教育委員会の松居 和氏が社会の中で「親心」を育てる事が、社会を変えることになるであろうと言っておられました。一見何もできないと見える乳児や幼児をいとおしいと見つめ、その存在を大事に育てようとする心、それを「親心」と呼んでいました。そして社会全体にその「親心」が必要であると。今、乳幼児育てている皆さんは、時に大変さを感じるときもあるでしょうが、その喜びを一番強く感じられる立場にあります。今でしかできない子どもと生活を楽しみつつ、子どもたちの育ちをおおらかに見守るものでありたいと思います。聖書の中に、イエスさまのもとに集まってきた子ども達を制する弟子たちに「子ども達を来るままにしておきなさい。」とおだやかに受け入れてくださるイエスさまの様子が描かれています。こんなイエスさまの姿をお手本にしながら、2学期を始めたいと思います。
保育主任 本田 ゆかり





