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先生のことば

みんなの いろ

ことば_090601 雨の合間に、近くの公園でたくさんの紫陽花を見ました。本当に色とりどりで、なんと美しい事でしょう。いろいろな色があるからなお美しさが引き立つようです。

幼稚園では新年度が始まって約2ヶ月が過ぎ、子どもたちは新しい生活に慣れ、落ち着いてきました。子どもたちが主体的に動き出すと、それぞれの個性がよく見えてきます。元気なAちゃん、のんびり屋さんのBちゃん、心配性のCちゃんに、絶対負けたくないDちゃんといった具合です。個性と言うのは長所であり、短所にもなるものです。時に行き過ぎてしまうと短所になってしまうことがあるようです。では、その加減はどこで知り、どうやってコントロールしていけばよいのでしょうか?それは人の中で見えてくるものなのではないかと思うのです。みんなと生活する中で、「~ちゃんはこんなひと」と感じ、では「こうやって遊ぼう。」「こうやって言ってみよう。」と体得していくのです。そして、いろいろな人と関わった子どもほどどんな人とも共に楽しく過ごしていかれる術を身につけていくのです。

さらに、人と関わる事で見えてくる“自分”というものがあります。これは「~ちゃんより上手」「~ちゃんみたいにできない」という比較ではありません。「私ってこれが好き」「これが得意」が見えてくる自己肯定感です。幼稚園という集団の中で生活をしながら、こんな大切なことを学んでいる子ども達を支えるために、私たち大人が、まずひとりひとりの子どものありのままを受け止め、認めてあげるところから始めたいと思います。紫陽花がいろいろな色があるから美しいように、子どもたちが自分の色を出し、自信を持って生活できることを願いながら。

保育主任 本田ゆかり

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