「幼児の成長の過程」

幼稚園のみどりの若葉に心も身体も癒された5月も過ぎ、6月になりました。雨の多い月ですが、恵の神さまに感謝しつつ充実した幼稚園生活が過せる時でもあります。初めての幼稚園生活を迎えた子どもたちもそれぞれの場を得て安心して過すようになり、友達の存在を感じつつ、次の課題が与えられているようです。子どもの成長過程は、本当に興味深く大人が生活する中で参考になることが沢山あります。3歳から4歳にかけて言葉も行動も一人の人間として基盤が出来上がった様子に驚かされます。アメリカで活躍したゲゼルという小児科医は、この時期を「一種の成人の時」と称しました。なんと可愛らしい年少組と思うと同時にたいしたものだと感心させられたりします。4歳から5歳にかけた年中組になりますと混乱の中で葛藤に明け暮れている子どもに出会い「大きくなる途中だなー」と実感します。昔から「草木も嫌う4歳児」と言われてきました。それが、年長組になり5歳から6歳になりますと再び一人前になった大人を感じさせられます。年長組の頼もしさと同時に人間の罪の原点を見せられたりします。今も、私はこの成長の過程を繰り返しているのではないかと思います。子どもと集団生活をしていますと人として多くを学ぶことが出来る幸いを感じます。

6月のあっという間に茂みになった幼稚園の植物の成長に負けない子どもの成長に感動を覚える日々です。今年も「成長させてくださるのは、神です」という聖書のみ言葉が自然に口をつきます。

園長補佐 長山 篤子