「のだめカンタービレ」

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 昨秋はテレビ番組「のだめカンタービレ」を堪能いたしました。これは音大生の成長を描いた青春ドラマです。クラッシック音楽の世界でもいろんな矛盾をはらんだ古いシステムがあったり、音大生自身の劣等感やライバルとの戦いがあり、種々の悩みに遭遇いたします。

 ところで主人公「野田恵」はピアノ専攻の音大生で破天荒な性格の女性です。人並みに劣等感も持ったりするのですが、持ち前の破天荒な性格で一つ一つ乗り越えていきます。

 このドラマを見ていて、それぞれが自分の能力を信じて伸ばしてゆくのは本当に困難なことだと痛感いたしました。そして大人の責任はただこの一点にあります。幼な子や若者たちの能力や個性をいかに伸ばし、成長させていくか、ということです。責任ある大人は若者と共にその障害を一つ一つ克服していかなければなりません。

 幼児教育こそこの責任の最も大きな部分を担当しています。カンタービレは「歌うように、美しく」という意味です。本園では園児一人一人が「みどりカンタービレ」を経験する幼稚園でありたいと思います。

わたしは植え、アポロは水をそそいだ。しかし成長させて下さるのは、神である。だから、植える者も水をそそぐ者も、ともに取るに足りない。大事なのは、成長させて下さる神のみである。
(コリント人への第1の手紙 第3章6〜7節)

園長 濱田辰雄