先生のことば �「幼稚園の庭で」

聖学院みどり幼稚園 先生のことば
園だより「緑のオリーブ」(2005/6/28)


幼稚園の庭で」 

 《年間聖句》
ローマ人への手紙12章15節
喜ぶ者と共に喜び、泣く者と共に泣きなさい。

 梅雨の晴れ間には、朝から園の庭にプールが設置され、登園してきた子どもは身支度をいつもより早めに終えて水着に着替えて庭に飛び出していきます。
 みどり幼稚園の広い庭では毎目様々な遊びが繰り広げられています。
私も子どもの仲間に入り、ボールを蹴ったり鬼ごっこの仲間に入ったりすることもありますが、子どもたちのパワーには追いつけないことがしばしです。元気に走り回っている子どもだけではなく、木々や草花を相手にしている子どもや小さな虫や生き物に熱中している子どももいます。
 子どもの視線には、大人がなかなか見つけられないものが目に飛び込んでくるのでしょう。先日も、数人の年長児がクローバーの中にしゃがみこんで何やら探しています。一体何をしているのかと見に行くと四葉のクローバー探しをしていました。早速仲間に入れてもらい探しましたが、私が見つけることができない内に次々と「あった!」「みつけた!」と3本も4本も四葉のクローバーをにぎりしめている子どもを、他の子どもが羨ましげに見ていました。「今度は家のお兄ちゃんの分を探そう」と探し始めた子どもは、その視線に気付いたのか「次に見つけたらあげるからね」と言い、また探し始めました。友だちの分を探しあて、手渡しした時の顔はどちらも嬉しそうな満足した笑顔でした。自分の分だけでなく家族のことも考え、そして友だちのことを思いやる気持ちに傍にいた私もとても嬉しく思いました。
 小さな草や花や虫たちからも楽しみを与えられ、そこにいる子ども達も仲間から受ける優しさや思いやりなど、自然の中で学ぶ事は一杯あるのだなと感じたことでした。私もやっと四葉のクローバーを見つけ、みんなの仲間に入れました。

保育主任 村上和子



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