先生のことば �「笑顔の力」
聖学院みどり幼稚園 先生のことば 親子で遊ぶ会(2005/1/22)


「笑顔の力」


寒い日が続いています。風邪など引いていませんか?特に今年の風邪はお腹にくるようで、下痢や嘔吐を繰り返すことが多いようです。かかったかな?と思ったら温かくして、ゆっくりと休ませて下さい。脱水症状を起こさないためには水分の補給も大切となります。

 さて、お子さんといつも一緒にいると、時には「疲れたな!」と感じることはありませんか?でもそんなときに新しい力を与えてくれるのが子どもの笑顔です。お子さんの笑顔に慰められたという体験はみなさんがお持ちなのではないでしょうか?

実は子どもの笑顔には人を引き付ける力があるのです。乳児は泣くことで自分の要求を伝えますね。そしてそれが満たされたら笑顔で満足したことを表現します。するとその笑顔に親達も「そう、よかったね」と満足感を感じることができるのです。自分ひとりの力では生きていくことができない乳児はその笑顔によってお母さんやお父さんに「ありがとう。もうわたしは満たされたよ」という気持ちを伝えているのです。

このような関係を繰り返していくうちにお母さんはお母さんに、お父さんはお父さんに、つまり親になっていくのです。子どもはというと、いつも自分の世話をしてくれる人に対して特別な感情を持つようになります。そして「自分には守ってくれる人、愛してくれる人がいるんだ」という安心感が芽生えてきます。この安心感は大きくなってから人とコミュニケーションをするときの土台となっていきます。

言葉では自分の意思を伝えることができない乳幼児には言葉に代わる、あるいは言葉以上のコミュニケーション方法として笑顔があるのですね。

私たち大人が幼い子どもの笑顔に思わず微笑をかえしたり、温かい気持ちにさせられるのもこのような笑顔の持つ力のせいなのではないでしょうか。



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